2021/08/30（月）UP
（最終更新：2021/08/30 17:23）

ジェイク・ポール（Getty images)

　30日（現地時間29日）米オハイオ州・クリーブランドにて行われたジェイク・ポール（24=米国）vs.元UFC世界ウェルター級王者タイロン・ウッドリー（39=米国）のボクシングマッチは、2-1のスプリット判定でジェイクが勝利した。

　リング上で行われた勝利者インタビューで「本当に厳しい対戦相手だった。向こうは打撃を20年間やってきた選手、こっちは3年間しかやってないから。正直、タイロンを尊敬している。彼は歴史に残るファイターだ。試合までに色々と無礼な発言したことをここで謝罪したい」と、対戦相手のウッドリーに敬意を示した。

　しかし、判定で1名のジャッジがウッドリーを支持したことについて、驚いたか？と尋ねられると「100％驚いた。最悪なジャッジだよ。ここはオレのホームタウンだ。その審判はどこにいるんだい？」と、冗談まじりに不満をぶちまけ、「ボクシング4戦目で8ラウンドも戦うのは他に誰がいるんだい？　元UFC世界王者を相手にちゃんと戦って勝った！　前代未聞だろ？」と、勝利を喜んだ。

ジェイクとウッドリーのスコアカード（@ShowtimeBoxingより）

　これまで、このウッドリー戦の後に、ネイト・ディアスやホルヘ・マスビダルらUFC人気選手と戦いたいと口にしていたジェイクだが、次戦について質問されると「正直、もう少し後で考えたい。この18カ月はボクシング漬けの毎日だった。歯もガタガタだし、鼻も曲がったのに、ロクに歯医者にも行けていない。止まらずやってきたので、少し休みたいと思う」と語った。

　会場で応援した兄のローガンは「最高の戦いだった。あのタイロン・ウッドリーを破ったんだ。アニマルのような彼の1発を貰いながらも、立て直して勝った」と、弟の勝利を祝福した。

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