2021/09/03（金）UP
（最終更新：2021/09/03 19:30）

古瀬（左）vsにっせー（右）の対決は、どんな内容になるのだろうか

　9月4日（土）、東京・新宿FACEで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 34』の前日計量が都内で行われた。

　今大会のメインイベントを任された古瀬美月（K-PLACE）は、46.85kgで計量をパス。対戦相手を務めるにっせーも、47.55kgとリミットの47.6kgをパスした。

　古瀬は、結婚・出産のために格闘家の活動を休止していたが、今回が1年1ヵ月ぶりの復帰戦となる。計量をパスした古瀬は、「久しぶりの復帰戦。コンディションも良く、いい試合ができそうです。言いたいことはたくさんありますが、勝って言わせてもらいます」とコメント。生まれてきた子どものためにも、ママさんファイターとしての逆襲が始まる。

久しぶりの試合で復活を目指す古瀬は、勝ってどんな発言をするのか

　にっせーは、女王しなしさとこを破って以来、強豪相手に苦戦をしているが、古瀬に勝って大きく飛躍したいところ。「メインらしく会場を盛り上げて、自分自身が楽しんで試合をしたいと思います」と気合い十分だ。

　計量後の囲み取材で古瀬は、出産後に練習を再開したことについて「筋肉量が落ちて、スタミナが落ちていて戻すのに大変でした。でも格闘技から離れたことで、なんであそこでいかないんだろうとか、ファン目線で試合が見られたことは収穫になりました」と客観的に自分を見ることで、前向きになれたようだ。

　2020年8月のRIZIN.22で浅倉カンナと対戦して敗れたが、「あの試合から得たものはなんだろうとか、まだ分かってなくて……。でも、RIZINで活躍している浅倉選手を見て、悔しいなと思っています。また、あそこに辿り着きたいです」とモチベーションは高くなっているようだ。

筋肉量が増えたにっせーが、パワーを見せつけるか

　一方のにっせーは、沖縄での練習環境（スパーリング相手など）に苦しんだことを打ち明けたものの、ウエイトトレーニングをやり込んできたようで、かなり仕上がっていることをうかがわせた。「どんな局面でも倒せるように、MMAをします。一本かKOで勝ちたい。メインに選んでいただき、ラッキーと思いました」とニヤリ。しなし戦に続く番狂わせを、ここで起こすかもしれない。

　メインイベントは衝撃のラストが待っているのだろうか、それとも……。

＜計量結果＞

▼メインイベント（第6試合）　DEEP JEWELSアトム級 5分2R　
古瀬美月（K-PLACE）→46.85kg
vs
にっせー（フリー）→47.55kg

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