2021/09/03（金）UP
（最終更新：2021/09/04 19:17）

モデルとJK対決のような井上（左）vs竹林（右）

　9月4日（土）、東京・新宿FACEで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 34』の前日計量が都内で行われた。

　メインイベント、セミファイナルの計量が終わると、第3試合DEEP JEWELS ストロー級の井上智子（ストライプル茨城）vs竹林エル（総斗會三村道場）が続く。レースクイーン風のコスチュームで登場した井上は52.25kg、JK（女子高生）ファイターの竹林は51.85kgでそれぞれパスした。

　竹林が「試合に向けて、いっぱい練習してきたので、明日は注目してみてください」と控えめの中にもしっかりとPRを入れるコメント。
　アダルトな雰囲気の井上は「1年7ヵ月ぶりの試合となります。普段は、柔術の練習をしています。自分のやれることを全部出せたらいいなと思います」と笑顔を振り撒いた。

村上（左）vsちびさい（右）、キャラの濃いこの対決も楽しみ

　続いては、第2試合DEEP JEWELSミクロ級の村上彩（フリー）vsちびさいKYOKA（SAI-GYM）。まずは、柔術黒帯にして、システムエンジニア、コスプレイヤー、YouTuberとして多方面で活躍する村上彩が、44.05kgでパス。国内最小最軽量女子ファイターとして注目を集めるちびさいKYOKAは、41.30kgで難なくパスした。

　村上は「試合ができない中、こんなに早く試合ができるとは思っていませんでした。明日は楽しんで、練習したことを出したいです」とコメント。
　ちびさいは「先週、地元・新潟の大会で全勝しました。この流れに乗って勝ちたいと思いますので、応援をお願いします」と挨拶した。ちびさいは、この大会に向けて減量ではなく増量したとのこと。リングネームのちび＝身長、さい＝才女のところからつけたと明かした。

元自衛官のte-a（左）と元アイドル・ぽちゃんZ（右）の究極の対決

　第1試合に組まれたのは、DEEP JEWELSライト級のte-a（AACC）vsぽちゃんZ（パラエストラ東京）。
　66.95kgでパスしたte-aは、「私は自衛隊出身で、ぽちゃんZ選手が自衛隊を好きだと聞いたので、身につけた根性を見せたいと思います」と挑発。69.70kgでパスした元アイドルのぽちゃんは、「第1試合なので、身体の通り、ドカンと盛り上げていきたい」とアピールした。

高飛車なお嬢様キャラの山本

　最後は、オープニングファイトのDEEP JEWELSアマチュアKICKルールの中村サキ（レンジャージム）vs山本美憂（Y＆K ACADEMY）。河北麻友子似のお嬢様格闘家として期待値が高い中村が55.10kgでパス。父親がRIZINファイター山本美憂のファンで、娘に同じ名前をつけた山本も56.35kgでパスした。
　ところが、山本は中村のお株を奪う、付き人（？）の修斗世界ライト級王者・川名TENCHO雄生を引き連れて登場。かけていたサングラスを片ヒザ立ちの川名に手渡す、お嬢様待遇だ。

山本には、なぜか川名TENCHO雄生（右）が執事として就いていた

　隣で笑いをこらえる中村が「アマ2戦目なんですけど、オープニングファイトに選んでいただき、ありがとうございます。練習では悔し涙を流すことがあったんですけど、明日は嬉し涙を流したいです」と真面目にコメント。次に山本の番になると川名がマイクを握り「アイルランド生活が長く、日本語が難しいお嬢様に代わって私がコメントします。本日は、オープニングファイトに抜擢していただきありがとうございます。中村選手の胸を借りてがんばりたい、とおっしゃっています」と代読した。最後に山本は「ヨロシク」と一言だけ残して、会場を後にした。

　なお、第4試合のDEEP JEWELSグラップリングタッグマッチ出場選手4名は、計量なし。伊澤星花（フリー）、富松恵美（パラエストラ松戸）、長野美香（フリー）、青野ひかる（ストライプル新百合ヶ丘）によるタッグマッチとなり、組み合わせは当日リング上で抽選される。

　濃いキャラクターがズラリと並んだ明日のDEEP JEWELS、オープニングファイトから目が離せない対決となりそうだ。

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