2021/09/17（金）UP
（最終更新：2021/09/27 16:59）

インタビューに答える朝倉海

　9月19日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.30』へ向けて、試合前の個別インタビューが行われた。

[第10試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント2回戦RIZIN MMAトーナメントルール：5分 3R（61.0kg）]でアラン“ヒロ”ヤマニハ（35＝ボンサイ柔術）と対戦する朝倉海（27＝トライフォース赤坂/初代THE OUTSIDER 55-60kg級王者、第3代RIZINバンタム級王者）が、インタビューに答えた。

【フォト】14日にアップされた朝倉海のバキバキマッスル写真

朝倉海（左）と、対戦するヤマニハ（右）

　朝倉は、バンタム級トーナメント2回戦でヤマニハと対戦する。ヤマニハは東京ドーム大会で朝倉の兄・未来を破ったクレベル・コイケが所属する『ボンサイ柔術』からの新たな刺客。ボンサイとの因縁マッチとなるが、「今ボンサイの選手がすごく勢いがあって、クレベル選手やサトシ選手が強くて尊敬していたんですけど。なんか一番弱いボンサイの選手が勘違いしちゃってるんで、ちょっとわからせてやろうと思ってるんで。ボコボコにしたいと思います。楽しみにしててください」とコメントして大きな反響を呼んだ。

　個別インタビューで朝倉は、「やることはやりました。試合が楽しみです」と心境を語り、「圧倒的に勝ちます」といきなりの勝利宣言をぶちあげた。今大会へ向けて、MMAだけではなく、柔術、キックボクシング、そして引き続き内山高志氏（第35代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者＆元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者）のもとでボクシングの練習を積んできた。フィジカル面も強化し「過去一番、仕上がった。パーソナルでも一番の重量が挙がりました。寝技の練習が多かったことで、筋量が増しました」と調子の良さをうかがわせた。

　ベラトールに移籍した堀口恭司が、「今回のヤマニハ選手との試合は朝倉選手の1R KO勝ち。でも寝技が未知数なんだよな」と予想したことについては、「どうも思いません。自分は十分に対策をしてきているので、何も言われても気になりません」と返した。メインイベントのプレッシャーについては、「今回が5回目なので、とくに関係ないですね。自分のやるべきことをするだけなので。ただトーナメントなので、大みそかに向けてできるだけインパクトを残したいと思っています」と色気を見せる。気になるファイナルへの組み合わせは、「誰が相手でもいいですが、お客さんが求める抽選方法がいいですね」と提案した。

　メインの重責はかかるが、「自分の時間をつくって映画を見たり、試合後は滝や海など自然を見に行って心を落ち着かせるようにしています」と癒しの時間もつくっているという朝倉。「RIZINでしかできない試合をしたいですね。これがRIZINだよなと思う試合。僕の試合で、それを体現したいです。激しい試合、凶暴な試合をします」と約束した。

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