2021/10/22（金）UP
（最終更新：2021/10/23 17:28）

囲み取材に応じた王者・斎藤裕

　10月24日（日）神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』個別インタビューが22日に行われ、RIZINフェザー級王者・斎藤裕（34=パラエストラ小岩）が取材に応じた。DEEPフェザー級王者の牛久絢太郎（26=K-Clann）を相手に初防衛戦を行う。

【動画】斎藤裕がRIZINデビュー戦で豪快TKO勝利！強烈サッカーボールキックからのヒザ、そしてパウンドの恐るべし攻め

　斎藤は昨年11月にRIZIN初代フェザー級王者決定戦で朝倉未来との激闘を展開し判定で王座獲得。今年6月に7年間無敗11連勝中のヴガール・ケラモフと対戦し2-1で勝利。今回は当初、クレベル・コイケとのタイトルマッチが内定していたが、クレベルが足の負傷などを理由に出場不可能に。DEEP王者の牛久がタイトル戦に挑むことになった。

昨年11月、斎藤が浅倉未来に競り勝ち王座奪取

　今回のインタビューで試合を2日前に控え「いつも通り試合前っていう感じで、緊張感ありますけど。体調もばっちり」と斎藤。減量やコンディションも全く問題ないと言う。

　対戦相手の牛久への印象は「若くて勢いのある選手」とし、先にインタビューを行った牛久は「僕はDEEP代表なので、DEEPの強さを見せたいですね。まだ自分の見せていない部分もあるので、そこをしっかりと出したい。見せていない部分？それは、お楽しみで」と、最後に秘策を用意していることをのぞかせた。

　それに関しては「僕も結構いろんな試合いろんな展開を乗り越えてきているので、自分が対応できない技を持っていたら驚くかもしれませんね」と答えるも余裕の表情。

　これまで牛久に対し「ゾンビのように頑張ると言ってますけど、気絶するまで殴ろうと思っているので、そう言うシーンを見せたいですね」など発言があったが、今回のインタビューでも「5分3ラウンド最初からやるつもりでっていう意識があるので、あと相手の動きを落ち着いて見ながら自分から展開を作れたら」と序盤から責めに行くが冷静に対処して行くと語った。

　牛久は斎藤の強さ、サッカーボールキックの対応の速さなど、オールラウンダーとしての強さを認め、きつい試合を覚悟しつつも、ゾンビのようなスタミナで立ち向かうと言うが、斎藤はそれにどう対処するか。果たして斎藤は初防衛に成功するか、注目される。

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