【ボクシング】カネロとプラントが激しい舌戦、そこにマイク・タイソンが登場＝前日計量

2021/11/06（土）UP
（最終更新：2021/11/07 13:03）

　11月6日（日本時間7日）ラスベガスのMGMグランドで行われる世界スーパーミドル級4団体統一戦の前日計量が行われ、3団体王者のサウル“カネロ”アルバレス（31=メキシコ）は168ポンド(76.2kg)のリミットでパス、IBF王者カレブ・プラント（29=英）は167ポンド(75.7kg)でパスした。

【フォト＆動画】計量で見せたカネロの肩と腕の筋肉の凄さ、激しい舌戦にタイソン登場シーン

　両者は9月21日の会見で冒頭でフェイスオフからの殴り合いに発展、プラントが右目下をカットし、出血する怪我を負った。そのため、今週水曜日の会見ではお互いのフェイスオフは無し。しかし両者は計量でのフェイスオフは望んでいた。そこで今回の計量では体重計を挟んでフェイスオフ。両者が顔を合わせると、とたんに言い合いに。互いに指をさして白熱していた。それを見かねてか何とそこにあのマイク・タイソンが現れ、計量台に登るなど会場は大いに盛り上げた。

　カネロはタイソンのポッドキャストに出演するなど親交がある。
　カネロは計量後、タイソンが来場したことについて「彼は偉大なファイターであり、レジェンド。私もいつか彼のようになりたいと思っているので、とても意味のあることだ」と語っている。
　一方プラントは、この試合に向けて緊張しているかと聞かれ「さあ、来いよ。これが俺の仕事だ。このために生まれてきたんだ。これが俺の運命だ」と言い切った。

　今回は乱闘には発展せず、そして怪我もなく、あとは明日の試合を残すのみ。果たして4団体のベルトを巻くのはどちらか。

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