【ボクシング】田中恒成、井上尚弥とのスパーに得るモノあり「過去最高を見せたい」＝12.11名古屋

2021/11/11（木）UP
（最終更新：2021/11/11 19:59）

　プロボクシング元世界3階級制覇王者の田中恒成（26＝畑中）が試合1ヶ月前となる本日11日、名古屋市内の畑中ジムでリモート会見に臨んだ。
　田中は12月11日（土）、名古屋国際会議場でIBFスーパーフライ級5位の石田匠（29＝井岡）を相手に52.5kg契約10回戦で井岡一翔戦以来、1年ぶりの復帰戦に挑む。

【フォト】田中恒成vs.井上尚弥のスパー

　試合を1ヶ月前に控えた田中は「ここまで怪我もなく順調に調整できている」と自信を口にすると「過去最高の田中恒成を見せたい」と2年半ぶりの地元名古屋での復帰戦に手応えを感じている様子だ。

　試合までに100ラウンド越えのスパーリングをこなすという田中は「コンディションも良く、体重もあと6kgくらいでいつもより早いくらい」と順調な調整を伺わせた。
　今月に入り田中は2日間、横浜の大橋ジムへ出稽古、井上尚弥とスパーリングし、「得るものあった」と田中。SNSでも「1日目、2日目、全然違う2日間。ボクシングは本当に奥が深い。こんなに刺激的な練習は久しぶり」と綴っていた。果たして井上とのスパーの成果は出るのか。
　田中は最後に「この1年やってきたことを出して勝ちます」と会見を締めくくった。

　なお、同戦は収容人数の半分以下となる700人の有観客試合で行われることも合わせて発表され明日12日からチケットぴあにて販売開始となる。（取材・撮影：植田洋介）

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