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【BOUT】ぱんちゃん璃奈が大倉萌とエキシビションマッチ、安斎宙が初のRISEランキング戦、元三冠王・野呂裕貴が1戦限りの復帰=11.21北海道

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2021/11/12(金)UP

ぱんちゃん璃奈vs大倉萌

 11月21日(日)に北海道・恵庭市総合体育館アリーナで開催される『ノースエリア格闘技イベントBOUT43』の対戦カードが発表された。

 セミファイナルでKNOCK OUT‐BLACK女子アトム級チャンピオンのぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と、RISE QUEENミニフライ2位の大倉萌(大道塾吉祥寺支部)のエキシビションマッチが決定。

RIZIN初参戦時のぱんちゃん(左/2021年9月)

 ぱんちゃんはデビュー以来、11戦11勝(2KO)と未だ無敗。今年7月には強打で注目のミネルヴァライトフライ級王者sasoriとの一戦にも競り勝ち、9月には初参戦となるRIZINで百花に判定勝利を収めた。

 対する大倉は北海道・帯広出身で、10歳から大道塾・空道を学び、17年には『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』女子215以下クラスで優勝。ハーフデッドリフト300kg、ベンチプレス100kgを超える男子顔負けのパワーも持ち、昨年から空道と並行してキックボクサーとしても活躍。前戦は今年8月『RISE EVOL.9』で、宮﨑若菜に判定負けを喫した。

蹴りを放つ大倉(2020年10月)

 エキシビションマッチとはいえ、KNOCK OUT王者との戦いで大倉にとって大チャンスの一戦となりそうだ。

 メインイベントでは、今年4月に前回大会『BOUT42』でKO勝利を飾った安斎宙(Kickboxing Academy Sapporo)が、嶋田将典(Stay Gold/RISEスーパーフェザー級7位)を迎えてRISEランキング戦を行う。

今大会のポスター

 安斎は前戦で負った怪我からの回復が長引いていたが、今大会で復帰、更に階級を上げて初のランキング戦に挑むこととなった。

 対する嶋田は安斎の数倍のキャリアを誇り、武尊・白鳥大珠らビッグネームとの対戦経験を持つ。勝利の雄叫びを上げるのは経験値の嶋田か、勢いの安斎か。

 また、RISE公式戦スーパーフェザー級では野呂裕貴(エスジム)が1戦限りの限定復帰を行い、とソントン・チタラダ(タイ)と対戦する。

 野呂はバンタム級&スーパーバンタム級のトップクラス選手として、NKBバンタム級王座、WPMF日本同級王座、MuayThaiOpenスーパーバンタム級王座の三冠を獲得。18年4月に『蹴拳38』で引退エキシビションマッチを行い、引退後はエスジムで指導をしていたが「現役時代に出来なかったRISEルールの試合を体験し、今後の指導に生かしたい」と本人の希望があり、1試合限りの復帰戦に挑む。

野呂のキックが相手を襲う(2013年2月)

 対するソントンはムエタイはもちろん、プロボクシングでも10戦のキャリアを持ち、03年には、後にWBC世界フライ級王者になる内藤大助との対戦経験もある。前回大会を観戦後「これなら自分の方が強い。出場したい」と参戦希望し、出場が決定した。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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