2021/11/26（金）UP
（最終更新：2021/11/26 18:36）

試合前インタビューに応じるストラッサー

　11月28日（日）兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催されるケージ（金網）のMMA大会『RIZIN TRIGGER 1st』へ向けて、試合前の個別インタビューが行われた。

　第12試合 MMAルールで、強打を持つスリングエリートの川中孝浩（31=BRAVE）と対戦するストラッサー起一（40=総合格闘技道場コブラ会）は試合2日前にして「しっかり仕上げれてきている」と調子は良さそう。

　ストラッサーはケージでの戦いに自信を見せる。12年にケージMMAマッチ［HEAT総合ルールウェルター級王座決定戦］で前同級王者イ・ギュミョン（韓国）に一本で勝利し初のベルトを巻くと、14年からはUFCに参戦して3連勝。19年にはベラトールに参戦し2連敗を喫しているが、ケージでの経験値と強さは、今回初ケージのRIZINでは選手たちの中でも一歩抜きん出ているだろう。

　インタビューでも「僕はケージで育ってきている人間なので、ケージの方が（リングよりも）全然強いです。もちろんリングでもできますけどケージのテクニックはずば抜けていると思うんで、その辺は見てもらいたいなと思っています」と絶対の自信を持つ。

　川中に対しては「この2年間打撃もしっかり練習してきて、打撃が逆にめちゃめちゃ良くなっているんで、打投極すべて含めてぶっ倒そうと思っています」と意気込んだ。

　セコンドには岡見勇信がつくが「練習のガチスパーでもずっと岡見さんにセコンドついてもらって指示貰って、とにかくストラッサー起一の強さを全力でぶつけて来いということで、セコンドから指示貰ってるんで、そういう流れがあると思います」得意なケージでパフォーマンス全開の姿が見られそうだ。

川中もインタビューで意気込みを語った

　対する川中は、レスリングから11年にMMAデビュー。戦績は15勝（5KO,4一本）7敗と勝ちの半分以上でフィニッシュ。直近2試合とも１ラウンドKO勝利と豪腕の持ち主だ。川中は「相手は世界最高峰で戦っていた選手なんで、キャリアも上ですし実績も上、僕も倒す武器は持ってるんで、自信をもって本番出すだけ」と今回も倒すことを狙っていると語る。

　ストラッサーはベラトールで判定負け後2年ぶりの試合、初のRIZINケージ大会で、連続KO中の川中を相手に差をつけ再起したいところだ。

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