【RIZIN】扇久保博正、”16年間の全て”で朝倉海を撃破「堀口選手ともう一度やる」日本代表としてvs世界

2022/01/01（土）UP
（最終更新：2022/01/01 11:48）

　12月31日（木）にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.33 』のメインイベント「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント決勝戦」で、朝倉海（トライフォース赤坂）を判定で下して、優勝を果たした扇久保博正（パラエストラ松戸）が試合後インタビューに応じた。

　序盤から朝倉の打撃に対して、左右のフックで対応する扇久保は、辛抱強くテイクダウンを奪うべく、タックルを繰り返す。2Rには的確に打撃もヒットさせ、朝倉を後退させる場面も。3Rを戦い抜き、ジャッジ3名とも扇久保を支持。再戦で優勝候補の朝倉を撃破してJAPAN GPを制覇した。

　試合後のインタビューでは「最高ですね」と一言。6月から始まったトーナメントを振り返り「周りは井上選手、朝倉選手が優勝すると思っていましたが、自分を信じていたので勝てて良かった」と喜びを表現する。

　決勝戦で、扇久保は前足へのカーフキック、タックルでの作戦を立てていた。2Rに朝倉の強打を被弾し、ダメージを負った場面もあったが、立てた作戦を遂行して確実に勝利を掴んだ。

「自分の16年間の全て、打・投・極を出し切りたいと思っていました。ローも効いていたので、そこから突破口が見出せたと思います。最後まで気持ちを切らさず戦おうと思っていて、それが勝てた要因だと思います」との勝因を語る。

　さらに「僕がもう1人リベンジしないといけない相手、堀口選手ともう一度やることが目標。来年海外の強い選手たちが入ってくるので、日本代表として迎え撃ちたいと思います」と22年に向けての豊富を話した。

　日本を背負って立つ今後の扇久保の戦いに注目だ。

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