【RIZIN】扇久保博正が悲願の優勝、シングルレッグ地獄で朝倉海の体力奪う、リング上でプロポーズも成功=試合結果
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.33』
2021年12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ
▼メインイベント『RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント 決勝戦』
RIZIN MMAトーナメントルール(61.0kg)5分3R
●朝倉海(トライフォース赤坂)
判定0−3
○扇久保博正(パラエストラ松戸)
6月の東京ドームから半年を掛け行われてきたバンタム級トーナメントの決勝は、準決勝で瀧澤謙太との打撃戦を制して勝ち上がった朝倉海と、優勝候補の一角・井上直樹を降して上がった扇久保博正の顔合わせ。
両者は昨年8月にRIZINバンタム級王座を掛け対戦しており、朝倉が初回TKO勝ち。そして扇久保は今年2月に修斗世界フライ級のベルトを返上。「修斗のチャンピオンはその階級で一番だと俺は思っているが証明できなかったので返上する。それを証明して必ず修斗に戻ってきます」と誓った。そしてこのバンタム級トーナメントに参戦、決勝で朝倉にリベンジし結果を残すときが来た。
2R、カーフキックを打ち込む扇久保に海はジャブの手数を増やしヒットを上げる。扇久保は被弾しながら前に出て右フックを放つ。海のパンチに合わせ扇久保はシングルレッグで組みつくが、ここは海が振りほどく。扇久保はさらにタックルで組みつき、海に振りほどかれても再度組みつく。海は踏ん張りと振りほどきに体力が奪われていく。
3R、海はプレッシャーを強めるが、扇久保は左インロー、右フックと応戦。タックルに出た扇久保は海にこらえられても、続けてフック、ストレートと打ち込み、そこから再び組みついていく。海は持ち前の腰の強さで倒れないが、扇久保はならばと右・左のフック、右ストレートとパンチで攻勢。海も最後はヒザと左右ストレートでKOを狙うが、消耗が大きく力強さは感じられない。最後にはフック大きく空振りするとバランスを崩すほどだ。そこに扇久保が上から攻めた所で終了となる。
判定は3-0で扇久保。リベンジとトーナメント優勝を果たした。
扇久保は「本当に応援ありがとうございました。何回も何回も格闘技辞めようって落ち込んだ時もあったんですけど、続けてやってきてよかったです。ずっとここまで僕を支えてきてくれた彼女のキョウカさん、本当に支えてくれてありがとう。もしよかったら、僕と結婚してください。(了承のジェスチャーを見て)やったー! 必ず幸せにします。これからもRIZIN盛り上げていくんで、みなさん是非応援お願いします。ありがとうございました!」と優勝とプロポーズ成功の2つの大成果を収めリングを後にした。
▼この試合の動画
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