2021/12/31（金）UP
（最終更新：2021/12/31 21:44）

引退をほのめかした皇治

　12月31日（木）にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.33 』のRIZIN キックボクシングルール（62.0kg）3分3Rで、YA-MAN（TARGET SHIBUYA）と対戦した皇治（TEAM ONE）が試合後のインタビューに応じた。

　試合前は、YA-MANのことを皇治が「ピーマン君、格と器の違いを見せつけるよ」と挑発され、「格って、何なんだよ」とYA-MANが絶叫。計量では乱闘寸前までいき、関係者が止める場面もあった。

　試合は、皇治の金的攻撃、バッティングに苦しんだYA-MANだったが、最後まで打ち合い、判定でYA-MANが勝利をものにした。YA-MANと抱き合った皇治は、長く語り合った。

　インタビュールームに到着した皇治は、大きく息を吐いて水を口にする。「なんも言うことないです。『おめでとう』ということだけです。強かったですね」と皇治。そして、「しばらく冬眠します」とこぼした。

YA-MANの強烈なパンチを貰っても、皇治は倒れなかった

　試合のことを聞かれた皇治は、「なんもできなかったですね。なんも。カッコ悪かったな。人生は難しいなと痛感しています」と言葉を絞り出した。冬眠という表現については、「勝ってカッコ良いことを言おうと思ったんですけどね。YA-MAN選手は、若い選手で強かった。打ち合ってね、助けてもらって、アンチにもね。感謝していますよ。今後、冬眠しようとそういうことです。いつまで？　腹が減ったら、どうするか、その時に考えるんじゃないですか」と引退などの表現は避けた。

YA-MANは打たれ強い皇治に驚いていた

　一方のYA-MANは、「あんなにまともにパンチが入っているのに、立っている皇治選手は強いですね」と舌を巻いた。反則については、「金的は狙ったわけではないし、バッティングも自分がボディを打ちにいったところだったんですけど、皇治選手が悪いわけではないです」とYA-MAN。
　今後の展開については、「6月に那須川天心と武尊が対戦するイベントがあると思うので、そこに入っていきたいです。天心がボクシングへ行ったら、格闘技が終わると思われないようにしたいです」と力強く語った。

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