2022/02/14（月）UP
（最終更新：2022/02/15 01:15）

鈴木千裕が”仮想平本”とも言える、あお向けにドラムミットを持つ渡慶次幸平を上から踏み付け！

　3月6日（日）都内にて開催されるスタジオマッチ『RIZIN LANDMARK vol.2』で平本蓮（ルーファスポーツ）と66kg契約MMAルールで対戦するKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が14日、公開練習を行った。

【動画】”仮想平本”か、鈴木千裕が豪快に踏み付け、そしてパワフルなパウンド

　公開練習ではMMA用のシャドウ、そして”仮想平本”とも言える、あお向けにドラムミットを持つラウェイ王者・渡慶次幸平に対し上から踏み付け！そして大迫力の右のパウンドを何度も叩き落とした。

　練習後に行われたインタビューで鈴木は、平本の印象を「K-1から来ただけにテクニックが上手い印象。トップどころは間違いない。全局面に対応できるよう練習している」という。その”全局面”には理由がある。平本の前戦は1年以上空いていて前戦の動きは参考にはならないという。

ドラムミットに左ボディを叩き込む鈴木

　平本はK-1で日本人キラーのK-1王者ゲーオやゴンナパーからKO勝利してきた選手だが、約1年2ヶ月前、20年大晦日のRIZINで初MMA戦で萩原京平に2R、TKO負けを喫した。平本はその後、渡米し『ルーファスポーツ』に所属、ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティスらと練習に励む。

　この期間に平本の実力は伸びていると考えた方がいいだろう。以前と同じと考える方が危険だ。
　鈴木は「映像も古いので最近のはない。通常は過去の映像から対策を立てるけど、情報がないから、トータル的に練習している。どれだけ変わっているのかわからない。アマチュア時代を思い出しました。アマチュアのときは相手の情報が無い。全局面で練習しなければならない」と語った。

　この練習動画を見たファンはSNSで「鈴木の一発が当たれば終わる！」など、平本に勝利するという意見が目立った。昨年11月のRIZINトリガーでケージMMA戦で打撃で圧倒し判定勝利、キックでは今年1月にはムエタイの強豪、タップロンに1R KO勝利で勢いに乗っている。自身のSNSで鈴木は「KOして生き残る」と意気込んでおり平本戦でどのような戦いをするのか期待される。