2022/02/15（火）UP
（最終更新：2022/02/15 18:36）

元西武・相内（右）と120円Jリーガー安彦（左）がバチバチのフェイスオフ！この身長差で安彦はどう戦うか

　2月16日（水）新宿FACEにて開催されるRISE初のオープンフィンガーグローブ（OFG）マッチのみの大会『RISE FIGHT CLUB』の前日計量が本日15日に行われ、66kgの契約で対戦する元プロ野球埼玉西武ライオンズの投手の相内誠（27）が65.65kg、元“年俸120円Jリーガー”の安彦考真（43）が65.75kgで1発パス。
　バキバキの肉体を作り込んだ2人はフェイスオフでは互いにバチバチの視線をぶつけ合った。

【動画】相内誠の一撃KOシーンと、安彦が怒涛のラッシュでダウン奪取

　相内の身長185cmに対し175cmの安彦。接近戦のアグレッシブファイトが持ち味だが、どのような試合内容となるか。
　相内はマイクを握ると「そこにいるタオパイパイを倒します。仙豆は必要ないかな」とせせら笑った。タオパイパイとは、マンガの『ドラゴンボール』に出てくるキャラクターで、髪を後ろに束ねた殺し屋のこと。安彦と雰囲気や容姿が似ていることから、相内がそう呼んでいると思われる。ちなみに仙豆とは、同マンガに出てくる万能薬のようなもので、飲むと体力が全回復する。

相内は計量後、安彦をディスった

　ディスられた安彦だが、「明日は、44歳でプロデビューします。最年長記録になるかもしれません。ただリングに立つことが目的ではなく、いいファイトをしたいと思います。何かを始めることに遅いことはありません。そのことを世の中に伝えていきたい」とマジメに語った。

　相内は昨年11月、朝倉未来の1分大会『BreakingDown』に参戦。元プロボクシング王者の竹原慎二に教わったパンチで秒殺のKO勝ち。プロ野球からの転身で、結果を残している。

互いに絞った筋肉で計量を１発パスした

　対する安彦は39歳で仕事をやめてJリーガーを目指すと、41歳でY.S.C.C.横浜に所属し年俸120円で契約。Jリーガーとして試合にデビューした。しかし、出番も少なく20年12月の試合を最後にJリーグを引退し、『RIZIN目指します』と発言。その後、小比類巻道場に入門し、同ジム主催のエグゼクティブファイトに参戦。アグレッシブファイトでKO、ダウンを含む3勝無敗の戦績を収めた。先月の試合ではテコンドーのジュニアオリンピック優勝の強豪に2Rパンチ、蹴りを打ち続けダウンを奪う判定勝ちを収めている。

　キャラクターの違う二人。野球とサッカーの元アスリートとしての対決としても注目を集める一戦は、いよいよ明日、決着がつけられる。

＜計量結果＞
▼#Fight.5　オープンフィンガーグローブマッチ -66kg契約 3分3R
相内誠（K26）→65.65kg
vs
安彦考真（Executive Fight 武士道）→65.75kg

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