2022/03/04（金）UP
（最終更新：2022/03/04 00:33）

風音は豪快な蹴りを那須川会長が持つミットへ叩き込んだ

　3日、新宿FACEにて『RISE ELDORADO 2022ファンイベント』が開催された。このイベントには、那須川天心、風音、白鳥大珠、志朗、江幡睦、江幡塁、YA-MAN、直樹、北井智大、那須川龍心、笠原直希らが参加。トークショー、公開練習、4月2日に開催される『RISE ELDORADO 2022』の追加対戦カード発表などがあった。

【フォト】打倒・天心に燃える風音がバックスピンキック！那須川会長が吹っ飛ぶ

那須川会長とのコンビで、打倒・天心を目指す風音。その姿勢は本気だ

　那須川天心が登場した後は、4月大会で対戦する風音と天心の父・那須川弘幸会長が現れた。風音と那須川会長は、会場に設置されたリングへ上がり、3分1Rのミット打ちを行った。当初、2分間の予定だったが「天心選手が2分と聞いて、3分に変更しました」と風音。直前に行われた天心のミット打ちは、「モニターを消しました」（風音）とあえてシャットダウンしての公開となった。

　MCを務めた直樹が、「凄い」と声を上げるほど、風音の力強い攻撃が那須川会長が持つミットを叩いた。素早いバックスピンキックが入ると、「強いよ」と思わず那須川会長が声を上げるほどの激しい攻撃だった。

那須川会長は、前回の天心の対戦カード発表会見を見て「腹が立った」と怒りモード

　公開練習が終わると、そのまま二人はトークショーに参加。風音は意気込みを聞かれると、「今、悲しいことが多いので、僕ができることはリングで勇気付けられることしかできないので、これ以上ないくらいの闘志を燃やしてやっています」と語った。那須川会長は風音について、「日に日にレベルが上がっている。毎日、進化しています」と高く評価した。

　天心とは6月の大会へ向けてパーソナルトレーニングだけは一緒にしている那須川会長だが、「親子喧嘩と言われているけど、あいつはなめくさっているんで、叩きのめしてやろうと思っています。今回、風音とやろうと決めたので、茶番でも何でもなく、本気で那須川天心を倒しに行きます」とかなりの本気モードだ。

　天心の弱点について那須川会長は、「俺がやつの弱点を一番、知っているんで。6月に対戦相手にばれる？　そんなの承知の上でやっているんで、関係ないよ。本当は58kgでやった方がいいんだろうけど、ずっとやってきた55kgに今回は合わせた。俺は、弱い者の味方。天心が勝つと思われているかもしれないけど、風音とは約束していることがあるんで、それを守りたい」と今は武尊戦のことを考えずに、全力で叩き潰しにいくようだ。

「SNSでも言っているんですけど、悩みを相談してくれる人もいて、信頼している人と応援してくれる人のために勝つ姿を見せつけたいです。見ててください」と風音。天心に勝って、人生を変えるチャンスが見えているのだろう。

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