2022/03/11（金）UP
（最終更新：2022/03/11 19:12）

KNOCKOUT王者・小笠原（左）とNJKF王者・大田（右）が計量パス

　3月12日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2022 vol.2』の前日計量が11日、都内にて行われた。

　明日のセミファイナル（第7試合）KNOCK OUT-RED -57kg契約/3分 3R・延長1Rで対戦するKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）は56.8kg、対するWBCムエタイ日本統一王者の大田拓真（新興ムエタイジム）は57.0kgで、両者とも1回目で計量をパスした。

小笠原はマッスルポーズで計量をパス

　二人の対戦は昨年7月に組まれていたが、新型コロナウイルスの影響で大田が欠場となり、流れていた経緯がある。今回は仕切り直しの一戦となる。

　小笠原は「22年1発目のKNOCK OUTなので、熱く盛り上がる試合で勝ちたい」と勝利宣言。試合展開としては「相手がやりたいことをやらせず、最後は倒しに行きます」と、圧勝を見据えている。

大田も計量パス

　今年6月に開催が決定している新生KNOCK OUTのビッグマッチ、国立代々木競技場第2体育館大会への参戦を見据える小笠原。そのためにも「小笠原瑛作が代々木で見たいと思われる試合をします」と気合十分だ。他団体王者の大田を相手に「ある意味、団体対抗戦と言っても過言ではない。僕がKNOCK OUTを背負って勝ちます」と闘志を燃やす。

　さらに、大田からの”倒しに行く宣言”を聞いた小笠原は「僕自身も倒すチャンスがさらに生まれる、綺麗に倒せる試合になるんじゃないかなと思います」と語った。

　対する大田は「今日まで練習と減量で上手く調整できた。（以前のインタビューで）綺麗に戦うと言ったが、やっぱり倒しに行きたいと思っています。他団体のチャンピオンに負けない気持ちは強いので勝ちたい。全体的に全ての攻撃を綺麗に無駄なく出せるように練習してきた。うまく攻撃しているところを見てほしい。明日はすごく楽しみにしていただけたらと思います」とアピールした。