【KNOCK OUT】悶絶KO勝利の日菜太、6月代々木のビッグマッチで中島弘貴と対戦アピール！＝一夜明け会見

2022/03/13（日）UP
（最終更新：2022/03/13 21:09）

　3月12日（土）東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT 2022 vol.2』の一夜明け会見が13日（日）都内にて行われ、 -72.0kg契約ワンマッチで、サッシス（カンボジア）を左ボディストレートでKOした日菜太（クロスポイント吉祥寺）が出席。試合を振り返った。

　サッシスの左右のミドルに対して、左のヒザ蹴り、左右のフックでボディを攻め、そして2Rには左ボディストレート一撃でKO勝利を収めた日菜太。

　感触としては「無事に自分がやりたい最低限の作戦は実行できて、伸びている部分、良い時よりも失っている部分を感じました」とのこと。だが、「満足度としてはすごく低い。秒殺を狙っていたのでそれが出来なかった」と狙うレベルは更に高いところにある。

　フィニッシュの左ボディストレートについては、ローキックやボディなどを攻撃を散らす作戦に切り替えたことが決め手となったという。

　日菜太の目標は、ONEのトップに君臨するレベルの選手と拳を交えて勝つことだ。「最後にあの化け物の中に乗り込んでいきたい。レベルス（KNOCK OUT）の舞台に恩返しをして、もう一回日本で『日菜太が行くべき』という証明をしてから挑戦する意味がある」と、やはり目標はブレない。

　そのためのステップとなる、6月開催の新生KNOCK OUTのビッグマッチ（代々木第2体育館）の参戦をアピールしていたが、対戦相手については「今の舞台でやるんだったら、11年に負けている中島君（中島弘貴）ともう一回やるのも面白い」と話す。日菜太は、2011年に「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」に参戦し、準決勝で中島弘貴にKO負けを喫している。

　宮田プロデューサーは「いいんじゃないですか。それは見たい」とコメント。果たして2人の対戦の実現はあるのか。
　最後に、日菜太は「僕はこの1年でやりたいところまで辿りついて辞めたい。来てよかったと思って貰える試合をします。僕からチケットを買って応援しにきてください」とファンに語りかけた。勝負の1年を迎える日菜太の今後の戦いに注目したい。

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