【RIZIN】弥益ドミネーターがメイン勝利宣言、急成長の萩原京平に「相手が考えない所に上手く滑り込む」=3.20

2022/03/18（金）UP
（最終更新：2022/03/18 20:09）

　3月20日（日）丸善インテックアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.34』のRIZIN MMA ルール（66.0kg/5分3R）にて、萩原京平（26=SMOKER GYM）と対戦する、弥益ドミネーター聡志（32=team SOS）が18日、試合前インタビューに応じた。

【動画】弥益は、萩原のこの打撃をかい潜れるか！？萩原が昇侍に豪快TKO勝ちの瞬間

　弥益は元DEEP王者のベテラン選手。RIZINでは朝倉未来に敗れるも、RISE王者ベイノアと激闘を展開し判定勝利した。
　対する萩原はRIZINでは平本蓮をTKOで破り、昨年は朝倉未来には判定で敗れたものの、11月のRIZIN TRIGGERでは昇侍に強烈なサッカーボールキックでTKO勝ちを収めた。

　弥益は萩原について「本当に勢いのある選手だと思う。強くなるべくして、ここまで強くなってきた。試合の数も多いですし、成長するタイミングを自ら増やして、もうなるべくして強くなってきた選手かな」と、高頻度で密度の濃い戦いを繰り返し、試合経験を上げ続けてきた萩原の急成長ぶりを認めた。

　試合展開を尋ねられると「自分がいっぱい殴られて、頑張って帰って来て。自分の頑丈さを試すような試合になるんじゃないかなと」と、自身の作戦を悟られないためか、相手の打撃の強さを強調しながら、煙に巻く様な回答。

　しかし、“どのような展開に持っていきたい？”との直球の質問をぶつけられると「基本的にぶつからないようにしたいなと思ってます。相手の考えていることと自分の考えてることを、ぶつけないように、相手が考えていないところにうまく滑り込むような試合ができれば」と、立ち技、寝技の全局面に於いて、相手の意識の外から攻撃を仕掛けることをイメージしていると明かした。

　萩原との戦いについて、自信に満ちた落ち着き払った表情で語る弥益だが、今回の試合がメインイベントになることを振ると、「大丈夫なのかな、と思っています。勿論、相手ありきである話ですが、良いのかな、という気持ちが一番大きい。弥益がメインで良いのか？ていう、ちょっとケチをつけるじゃないですけど」と、DEEPのベルトを巻き、名実共に日本のトップ選手でもあるにも関わらず、謙虚すぎる発言。

　しかし「勝たなきゃいけない試合だと思ってます。とにかく自分の目指すべき姿、自分のありたい姿に近づけるように、且つ、かけ離れないためにも、勝ちたいと思ってます」と、強く意気込む。

　弥益が言うその“ありたい姿”とは、彼がずっと見ていた『DREAM』で輝いていた選手たちのこと。「自分は追いかけていて、かつ永遠に追いつけないと思いながら、試合をしてます」というが、今回の萩原戦で、それに近づく勝利を手にすることができるか。注目したい。

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