【RIZIN】萩原京平、弥益とのメインイベントで「打撃で決めたい」朝倉未来との雪辱戦にも意欲=3.20
3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.34』のRIZIN MMA ルール(66.0kg/5分3R)にて、弥益ドミネーター聡志(32=team SOS)と対戦する、萩原京平(26=SMOKER GYM)が18日、試合前インタビューに応じた。
【動画】萩原京平が昇侍に豪快TKO勝ちの瞬間、連打からサッカーボールキック炸裂
萩原はRIZINでは平本蓮をTKOで破り、昨年は朝倉未来には判定で敗れたものの、11月のRIZIN TRIGGERでは昇侍に強烈なサッカーボールキックでTKO勝ちを収めた。
弥益は元DEEP王者のベテラン選手。RIZINでは朝倉未来に敗れるもRISE王者ベイノアと激闘を展開し判定勝利した。
萩原は現在の状態について「凄い楽しみってのが一番と、早く暴れたい」と笑顔を見せ、減量も「順調です」と、万全の調子をアピールした。
萩原自身から対戦をアピールし、2月の対戦カード発表会見で、両者は初対峙したが、その時の印象を「(会見で)向かい合った時は何も感じなかった。殺気とか、そういうのは別の選手には感じたんですけど、ドミネーター選手には感じなかった。(ワザと)うまく消してんのかなと思いました」と、弥益の毒舌ながらも柔らかい雰囲気に肩透かしを食らったようだ。
弥益のトリッキーな試合運びについて、試合映像を見て研究済みというが、「あんまりいないタイプ。打撃に関してもスイッチしたり、結構わかりにくいタイプなのかなと。初見で対面した時に、対応出来るのに時間かかるのでは」と警戒する。
しかし、試合の展開予想を尋ねると「やっぱり僕は打撃で、決めたいと思っている。そこを貫くだけというか、ドミネーター選手がどういう作戦を組んでやってくるか分からないが、どういう感じで来ても全部対応できる自信もあるし、それぐらいの準備はしている。自分のやりたいことをやる圧倒的な試合にする」と、堂々と打撃でのフィニッシュを宣言した。
その一方で課題とされている寝技については「ポジションを意識してやるようになってから、自分の中で伸びた実感がある。下になっても、そこから対応できる自信も出てきた」と自信満々の表情。ポジション取りや組むだけでなく、「必殺技を持っている」と、今回の試合で極めての一本勝ちの可能性があることを示唆した。
また、昨年10月に敗れた朝倉未来について「やられてるんで、やり返したいって思ってる。朝倉未来がベルトを持ってくれてたら、一番自分的にも都合がいいんで、その位置まで残ってくれないかなと思ってる」と、朝倉との再戦は、朝倉が王者になって、そのタイトルに挑戦する形が理想と、その意欲を見せた。
今後は、タイや米国などの海外ジムを訪問し、日本で身に付けた技術やその強さを海外選手を相手に試してみたいと、海外武者修行の構想も持つ萩原。歩みを止めることなく前進する中、今年一発目が地元大阪でのメインイベントで、爆発的なパフォーマンスを見せてくれることに、期待したい。
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