【RIZIN】皇治「今後のことは勝ってリングでしゃべる」と梅野戦で去就を伝える覚悟、芦澤には「サンキューな」と返答=3.20
3月20日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催する『湘南美容クリニック presents RIZIN.34』の61kg契約のRIZINキックボクシングルール(3分3R)で梅野源治(PHOENIX)と再戦する皇治(TEAM ONE)が個別インタビューに応じた。
落ち着いた表情でインタビューに対応した皇治は、「RIZINの大阪大会を盛り上げるために帰ってきました。ファンもアンチも含めて、盛り上がってくれたらええな」と明るくコメントした。コンディションも良いようで、急に試合が決まったことを思わせない態度を貫くところは、さすがは皇治だ。
練習環境は、直前まで寒川慶一代表のSFKキックボクシングジムで行ったようだが、トレーナー陣はこれまでと同じ土居進フィジカルコーチ、飯田裕ボクシングコーチが務めた。「世界一優秀なトレーナーで、自分だけが不甲斐ないだけ。信用して、やるだけのことをりました」と皇治。当初はトレーナー陣の反対にあったことについて、「それまでは俺は車の教習所で、おっさんを横に乗せていただけやったんでね。俺が強くなるためのプランを一つひとつやっていた途中やったんで、自分のことを考えてくれるトレーナーなんで反対されました。でも漢気を見せたいと思ったんで、こんな性格なんでね。何も言い訳もできないし、完璧ですよ」と万全の準備が整っていると強調した。
気になるのは、バッティングのこと。魔裟斗もYouTubeチャンネルで再現されるのではないかと心配しているコメントを出していたが、本当に大丈夫なのだろうか。皇治に直撃すると、「まあ、それも含めて俺なんで。俺を嫌いな奴も、好きな奴も、最悪の結果を出すのか、最高の結果を出すのか、みんなで盛り上がればいい。話題にならんのが、一番ダメなんでね。まあ、正々堂々とやれるように全力を尽くしますよ」と気にしていないようだ。
また、芦澤竜誠が自身のYouTubeチャンネルで皇治に「バッティングを気にするな、自分を貫け」とエールを送ったことについては、「よくわからないけど、可愛いな。サンキューな、と伝えてください」と笑いながら答えた。
梅野戦を含めて、あと2戦でキックを引退すると発言し、KNOCKOUTの宮田充プロデューサーから出場の打診があったことも含めて質問が飛ぶと、「こんな性格なんで、自分の中ではすべて決めているんで。今後のことは、勝ってからリング上でしゃべりたいと思います」と結果を出してからファンに直接伝えたいようだ。
バッティング問題が気になってしまう皇治と梅野の対決だが、一転して熱い戦いに発展しそうな雰囲気が出てきた。
▶次ページは【動画】芦澤竜誠が皇治へ漢気溢れるメッセージを贈る言葉
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