2022/03/17（木）UP
（最終更新：2022/03/17 13:51）

芦澤竜誠

　今年2月のK-1東京体育館大会で西元也史からKO勝ちを収めた芦澤竜誠（日本/DRAGON FISH）が自身のYouTubeチャンネルで、3月20日（日）大阪・丸善インテックアリーナにて開催される『RIZIN.34』の皇治（TEAM ONE）vs梅野源治（PHOENIX）について語った。
　歯に衣着せぬ芦澤は、この試合について激しい口調でまくし立てた。

【動画】芦澤の本音炸裂、梅野へ毒舌批判、皇治へ叱咤激励の痛烈な言葉の嵐

　トークの中心になったのは、前回の対戦で問題になった皇治のバッティング。魔裟斗も自身のYouTubeで指摘していたが、リーチがあって背筋を伸ばして卓越したテクニックで戦う梅野に対して、皇治は前傾姿勢で打ち合うスタイル。相性的にも、バッティングが起きやすい試合と言える。

皇治は公開練習で、動きを良さを見せた

　芦澤は、バッティングになるのは相手にも責任があると指摘。「頭突きする方が100%悪いんだけど、肘ありムエタイルールで戦っているんだから頭突きは想定内じゃん。貰うんじゃないよ。頭突きが入ってくる位置にいると言うことは皇治の距離感。足位置もとられ距離もミスってる。梅野は弱い」と自論を展開した。

　次戦については「バッティングだけはするなと言われているから、戦い方が変わると思う。それだとダメ、それだと勝てない。気にして自身の動きができない。それがスタイルだったら、お前のスタイル曲げんな」と勝敗に影響が出ることを懸念した。さらに「またノーコンテストになったら、それはそれで面白いじゃん。全力でやった結果がそれだったら仕方ない」と発言した。

　番組内では、「これまで言い合ってきたけど、時がきたんじゃないですか。梅野倒して、最高の愛の形を見せろよ。それが、ファンに対しても、俺に対しても、俺のファンに対しても、それが最高の愛の形なんで。ダサくてもカッコ悪くても、傷だらけになってもいいから、やれよって話です」と芦澤はエールを送る。

芦澤は、皇治と梅野の再戦について自身のYouTubeチャンネルで語った

　番組の最後に芦澤は皇治に対して、「お前、カッコつけんなって。カッコつけ過ぎ。見栄とか、はり過ぎ。お前は勝つこと、格闘技のことだけ考えてろ。女とか金とか、関係ねえんだよ。勝つためだけ考えろ。それがファンを大事にするやつの行動だろうが。ファン大事にするのは、女とか金じゃねえぞ。冬眠とか言っていたけど、お前は熊か！一回、リング上がってカッコつけたんだったら、逃げんじゃねえよ、バカ！　やることやれ、カス！」とメッセージを送った。

　芦澤と皇治は対戦はないがK-1時代からバチバチに言い合ってきた経緯がある。それでも皇治がK-1を離れる際はSNSで、「ガタガタ言ってる人もいるけど俺はK-1の中で色んなリスク背負ってんのは皇治選手で間違いない。だからリスペクト！でも俺の方が上、1回噛み付いたんだからいずれ必ず決着をつける。それがどこの舞台かはわからない！引退するなよ！走り続けろ！大阪の英雄」とエールを送っていた。

　芦澤の今回の発言でファンからは梅野戦後に芦澤と対決してほしいという声もあった。互いにスーパーフェザー級（-60kg）で戦っていた時期もある。

　ともあれ、この芦澤メッセージを皇治は、どう受け止めるのか。3日後のリングで答えが出る。

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