2022/04/14（木）UP
（最終更新：2022/04/14 15:41）

王者・Ayaka（左）が新星・藤原（右）を迎える

　5月21日（土）神奈川・カルッツ川崎で開催される『DUEL.23』では、5大タイトルマッチが開催される。

　1つ目は［ミネルヴァピン級タイトルマッチ］（3分3R）として、王者・Ayaka（健心塾）が1位の藤原乃愛（ROCK ON）を迎える。

　Ayakaはアグレッシブなスタイルで、19年11月にミネルヴァ日本ピン級王座を獲得。

伊藤紗弥をKOしたAyakaの強烈な左ミドル

　20年2月のRISEで”ムエタイ才女”伊藤紗弥に初KO負けを与えるも、昨年4月ムエタイルールでリベンジを許している。
　昨年9月にはアトム級王者のerika♡に、11月には元ピン級王者・MARIにそれぞれ判定負けしており連敗中、再起を目指す。

　対する藤原は鋭いミドルキックを武器とし、アマチュアで50戦以上を経験、アマチュアKNOCK OUT 45kgリーグ戦優勝の実績を持つ。21年5月にプロデビュー戦後、5戦4勝0敗1分と無敗記録を更新中だ。

新星・藤原の強烈な顔面前蹴り

　AyakaはSNSで「のあちゃん？勢いある選手なので叩き落とします。当たり前に勝つ」と王者としてのプライドを見せる。

　一方の藤原は「あと2ヶ月、このために全てをかけます。無敗のjkチャンピオンになるので応援よろしくお願いします」と意気込む。Ayakaもかつて高校3年生で王座を獲得したが、新星・藤原が新たなJKチャンピオンとして取って代わるのか。

鋭いカウンターのヒザ蹴りを刺す浅井

　2つ目は［ミネルヴァスーパーバンタム級タイトルマッチ］（3分3R）として、王者・浅井春香（KICK BOX）が1位・KAEDE（LEGEND）の挑戦を受ける。　

　浅井はJ-GIRLSフェザー級王者、NJKFミネルヴァスーパーバンタム級王者の肩書きを持つ2冠王。RISEの舞台にも参戦し、昨年12月には村上悠佳を撃破し現在5連勝中と実力を示している。

右ミドルを見舞うKAEDE（右）

　対するKAEDEは姉のIMARIとともにアマチュア時代から姉妹でその活躍を知られ、今年3月には5戦5勝と無敗であったルイからダウンを奪って判定勝ち。浅井とは昨年6月にスーパーバンタム級王座を争い判定負けしており、今回リベンジ戴冠を狙う。

　3つ目は［NJKFライト級王座決定戦］（3分5R）として、2位の岩橋伸太郎（エスジム）と3位のTAKUYA (K-CRONY)が争う。
　4つ目は［NJKFスーパーフェザー級タイトルマッチ］（3分5R）で、王者・梅沢武彦（東京町田金子ジム）が1位のHIRO YAMATO（大和ジム）を迎える。

左フックをヒットさせる山浦

　そして5つ目は［S1世界スーパーフェザー級王座決定戦］（3分5R）が行われ、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・山浦俊一（新興ムエタイジム）が、元ルンピニースタジアム認定バンタム級3位コンゲンチャイ・エスジム（エスジム）と対決。

　山浦は19年にNJKFスーパーフェザー級タイトルを獲得、20年にはWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座を戴冠している。前戦は昨年11月のWBCムエタイ初防衛戦で、判定勝ちしている。

必殺のヒジで追い込むコンゲンチャイ＝13年

　対するコンゲンチャイは元ルンピニースタジアムの上位ランカーで、元WPMF世界ライト級王者・増田博正や、5冠を経験する翔・センチャイジムら強豪日本人を得意のヒジ打ちで沈めてきた。その実力は健在で、昨年11月にはWPMF世界スーパーフェザー級王者の岩城悠介に判定勝利している。
　山浦は強豪ベテランファイターに勝利し、3つめのベルトを巻く事が出来るか。

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