2022/04/19（火）UP
（最終更新：2022/04/19 20:03）

敗れたものの、豪快なハイキックで驚かせた上田

　4月17日（日）の『RIZIN.35』で、髙阪剛（ALLIANCE）に１RKO負けした極真世界大会優勝者・上田幹雄（BRAVE）が、自身のYouTubeで「完敗です…」と書かれたサムネイルの動画を投稿。今回の反省と次戦への意気込みを語った。

【動画】髙阪がパウンド5連打！上田がTKO負けした瞬間／上田が”完敗”認め復活を誓う

　試合で上田は序盤は得意の蹴り技で効かせるも、髙阪渾身の右フックを食らいダウン、パウンドの追撃でそのままTKO負けした。MMAデビュー戦は悔しい黒星発進となった。
　
　動画で上田は「（試合直後より）今のほうが悔しさがこみ上げている。髙阪さんの言われてたように、谷底に突き落とされた感じ」と率直な気持ちを吐露する。
しかし「逆に言えば、ここから上がることしかない。一から自分を見直し、2戦目は絶対に勝ちたい」と”谷底”から這い上がる決意だ。

　試合の良かった点として「打撃」を挙げ「蹴りなどは全部入った」としながらも「色気を出して勢いを出しすぎた、そこで一発もらってしまった」と行き過ぎたことを反省する。
　だが「ヒットはしていたので、もっと稽古し、鋭さを身につけたい」と倒せる打撃に磨きをかけたいとする。
　さらに「これが空手に無いMMAの、顔面パンチのある恐ろしさ。今回思い知らされたので、今後の稽古に生かしたい」と顔面の攻防にもより力を入れたいとする。

　また「稽古は、3年やって初めてものになる。今の稽古環境を引き続きやっていって自分のものにしていきたい」と今後もBRAVEでの練習を続け、MMAにアジャストしてゆく。「早く試合がしたい。2戦目はもっと自分らしさを出して、必ず勝利したい」と貪欲だ。

　最後に「結果は惨敗、完敗ですね」と潔く認めながら「いい経験が出来た。これからはもっと成長していって恩返ししてきたい」と武道家らしく前向きな感謝の言葉で締めた。

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