【RIZIN】“極真世界王者”上田幹雄がMMAデビュー戦で衝撃のKO負け!52歳の髙阪剛が涙の引退で有終の美を飾る
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.35』
2022年4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
▼第7試合 RIZIN MMAルール(120.0kg):5分3R
〇髙阪剛(ALLIANCE)
TKO 1R 2分5秒 ※パウンド
●上田幹雄(BRAVE)
1995年にデビューした髙阪は、今回が引退試合となる。リングス、PRIDE、UFC、パンクラス、そしてRIZINとメジャー団体を渡り歩き、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、マーク・ハントといった世界のヘビー級強豪選手と戦ってきた。
対する上田は2019年に開催された第12回世界大会優勝者で、昨年8月31日をもって国際空手道連盟極真会館(松井章奎館長)を退会し、MMA挑戦を表明していた。BRAVEジムで練習を重ね、今回が待望のMMAデビューとなる。
1R、上田が前に出てハイキック、前蹴り。これを効かせた上田は組んで上からパウンドをヒット。耐える髙阪はシングルレッグテイクダウンへ。上田は足で突き放して、スタンドに戻す。
上田は近距離で左のヒザ蹴りを髙阪の顔面へ、左右のフックを離れ際に見舞う。上田は右ロー。すると、髙阪は渾身の右フックを強打。これをクリーンヒットさせ、上田が倒れると、髙阪は追撃してパウンド5連打!レフェリーがストップし、髙阪が有終の美を飾った。勝利した髙阪は涙を流し、ファンの大きな歓声に応えた。
マイクを持った髙阪は「今日の試合に向けて、沢山のありがとうがあります。この最後の試合をRIZINのリングで実現してくださった榊原社長、スタッフの皆さん、動いてくださった全ての方、練習仲間、家族、デビュー戦から応援してくださっている方、ありがとうございました」と感謝を述べる。
さらに、世界中の強豪と戦いパンチを貰ったことにより、頭には骨折の跡があることを告白し「いつもボコボコにされるたびに『頑張らないと世界に勝てない』と思わせられました。化け物たち、本当にありがとう。致命傷に至らず、52歳という年齢で戦えるように生んでくれた両親と、2人の兄貴には感謝です。ありがとう」と語りかけた。
その後、10カウントゴングを聞き、リングを後にした。数々の強豪と戦ってきた52歳のレジェンドの歴史が幕を閉じた。
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