【ベラトール】試合前夜の堀口恭司、ペティス戦を振り返り「今回はああいうミスはしない」必勝を誓う

2022/04/23（土）UP
（最終更新：2022/04/24 09:53）

　4月23日（日本時間24日）に米国ハワイで開催される『Bellator 279』の［バンタム級ワールドグランプリ1回戦］で、同級2位のパトリックス・ミックス（28=米国）と対戦する、RIZINバンタム級王者・堀口恭司（31=ATT）がオンライン試合前インタビューに応じた。U-NEXTとYouTubeの事前特番で行われ、格闘技界のベテラン川尻達也らがインタビューした。

【動画】ミックスの戦慄の裸絞め！堀口はミックスの寝技地獄を回避できるか！？

　堀口は、昨年12月にケガで返上していたベラトールのバンタム級王座を取り戻すために王者セルジオ・ペティスと対戦。終始、試合をコントロールする動きを見せていたが、4Rにバックブローをもらい逆転KO負け。今回が再起戦となる。

　堀口と対戦するミックスは同級2位の強豪。19年大晦日に来日し、『Bellator vs. RIZIN』の対抗戦で元谷友貴をギロチンチョークで仕留め、日本のファンを驚かせた。唯一の黒星は、20年9月のBellator世界バンタム級王座決定戦でフアン・アーチュレッタに判定負けしたのみ。15勝のうち11勝をサブミッションで決める寝技のスペシャリストだ。

　相手のミックスについて「寝技の選手なので、しっかりそこの対策をしていきたい」と語った堀口。

　これに川尻が「前戦であるペティス戦では、（堀口が）上になった展開であえて離れて立たせた場面もあった。今回寝技の得意なミックスに対して、上になった場合はまたも立たせるのか。それとも寝技で勝負するのか」と、今回の試合展開を問う。

　堀口は、まずペティス戦での”立たせた”場面について「前回はメインイベントだったし、すごいブーイングも起きてたんで、このまま固めて勝つのもなというのがあった」と会場の期待に応えた結果だったと言う。

　続けて「結果的にはああいう結果になっちゃいましたけど、仕事は出来たのかな。負けてしまったというのはすごく悔しいし、日本のファンの方にも申し訳無いと思いますが、大会的には成功したんじゃないかな」とあの選択は、盛り上げ的にはアリだったと言う。

　しかし今回は「次の試合に関してはああいうミスはしないように、自分のやりたいことをやってこうかなと思っています」と”空気”を読まずに勝利を掴むとする。

　最後に「日本のみなさん、前回は情けない試合をしてしまったので、今回しっかりと勝つ姿を見せるので応援よろしくお願いします」と再起の勝利を誓った。

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