【ベラトール】RIZIN王者・堀口恭司が衝撃の“失神”KO負け!王者ペティスの“バックブロー”一撃で大の字ダウン、担架で運ばれる
Bellator MMA
『BELLATOR 272』
12月4日(土・日本時間)米国モヒガンサンアリーナ
▼バンタム級ワールドタイトル
〇セルジオ・ペティス(アメリカ)
TKO 4R 3分24秒 ※バックブロー
●堀口恭司(日本)
※ぺティスが初防衛に成功
堀口は19年6月にベラトール王者となったが、同年11月に右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により全治10ヶ月と診断されたため手術を行い、復帰まで1年はかかる見通しから、RIZINバンタム級王座とBellator世界バンタム級王座を返上した。昨年大晦日には1年4カ月ぶりの復帰戦で堀口が返上した王座を王座決定戦で獲得していた朝倉海と対戦し1RTKO勝ち。王座奪還に成功した。そして今回自身が返上したベラトールのベルトの奪還に行く。
対する王者・ペティスは、元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスの実弟。確かなボクシングテクニックから繰り出す右のカウンター、そしてカポエイラ仕込みの変則的なキックを武器とするファイターだ。UFCで14戦した後、昨年1月にベラトールに移籍し今年5月にフアン・アーチュレッタの持つベラトール世界バンタム級タイトルに挑むと判定3-0で勝利し、王座を獲得。今回が初の防衛戦となる。
1R、堀口は細かいステップからインロー。ぺティスはケージ中央を取ってガードを上げプレッシャーをかける。左ストレートから飛び込んでテイクダウンは堀口、ぺティスは下から三角絞めを仕掛けるが堀口はすぐに腕を抜いて防ぐ。スタンドでは飛び込む堀口に対し慎重な姿勢のぺティス。近距離では互いにパンチを振り合うが大きなヒットはない。
2R、フェイントをかけつつ飛び込むタイミングを窺う堀口。カーフキックでぺティスを転倒させる場面も。そしてぺティスがジャブを出してきたところへタックルで飛び込みテイクダウン。ぺティスは下から三角、さらにオモプラッタを仕掛けるが堀口は冷静に対処。堀口は亀になったぺティスへパウンド。ぺティスが立ちスタンドへ。堀口の右目付近から出血が見られる。
3R、サウスポーの構えからテイクダウン狙いの堀口、再びオーソドックスへ戻すとカーフキックを当てる。ぺティスは動き回る堀口を追ってジャブを伸ばすがあまり手数が出ない。そこへ堀口はタックル。シングルレッグからテイクダウンに成功する。ハーフガードで固めながらコツコツパウンドを落とす堀口。ぺティスは脇を差して立とうとするが堀口はバックへ回る。しかし堀口は滑ったか前へ落ちるとぺティスは立つ。
4R、堀口がこのラウンドもテイクダウンに成功。クローズドガードを組むぺティスだが堀口はすぐに立つ。近距離でのパンチを狙うぺティスだが堀口の出入りは速く当たらない。すると今度はぺティスが逆に飛び込んでパンチを放ってくる。そして堀口が飛び込んで来たタイミングで組みとなると、離れ際にぺティスは右ハイ、さらにそのまま回転して左のバックブロー!これが堀口のアゴを完璧に捕え、堀口は大の字になって失神。レフリーがすかさずストップし、衝撃的なKOでぺティスが防衛を果たした。
堀口は現地情報によれば、担架で運ばれたという。
試合後マイクを持ったぺティスは「4ラウンドまでは厳しい戦いの連続だったが、バックブローが急に出た。いいタイミングで打てたと思う。コーチやみんな、ありがとう。みんなが支えてくれたおかげだよ」と語ると「ホリグチは彼が持ってる全てをぶつけてきた。コーチに『彼は世界でもベストな選手だから君もベストを出さないとだめだ』と言われた」と挑戦者へのリスペクトを口にした。
▶︎次ページは【動画】衝撃の瞬間!堀口が死角バックハンドで壮絶ダウン!
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