2022/05/04（水）UP
（最終更新：2022/05/05 14:58）

萩原（左）は計量パスしてこのポーズ。クレベル（右）は天を指差した

　5月5日（木・祝）会場・非公開『RIZIN LANDMARK vol.3』の公開計量が都内にて行われた。メインイベントRIZIN MMAルール5分3R（68.0kg）で対戦する、クレベル・コイケ（ブラジル/ボンサイ柔術）と萩原京平（SMOKER GYM）がそれぞれ計量に臨んだ。

【フォト】萩原がバキバキボディでクレベルと熱いフェイスオフ!

萩原は落ち着いた表情で「革命を起こす」と宣言

　計量は均整の取れた肉体を披露したクレベルが67.65kg、発達した三角筋とバキバキの腹筋を見せた萩原が68kgでそれぞれパスした。

　フェイスオフでは2人が近寄り、動かずに睨み合ったままの時間が続く。スタッフが2人を引き離すまで、視線を外さず、明日の試合が激戦になることを予感させた。

　マイクを握ると、「明日はやりたいようにやって暴れるだけなんで、一番注目しておいてください。革命を起こします」と宣言した。対するクレベルは、「明日は一本勝ちします」とあらためて寝技での一本勝ちを予告した。

フェイスオフでは関係者が2人を引き離す場面も

　前日の個別インタビューで萩原は、前戦の弥益ドミネーター聡志戦の一本負けを分析し、「打撃にしても、寝技にしても細かく作戦を立てていた。頭で考えて動くのは自分らしくない、綺麗に戦おうとしすぎていた。自分は本能で戦ってここまで来ている。初心に帰り、昔の自分らしく思いっきりいく」とケンカファイトに戻ることを明かしたばかり。クレベルは、「彼は打撃が得意。でも、ケンカが強いだけ。テクニックで強いのではない」と批判し、「三角絞めで間違いない」と得意の寝技での一本勝ちを強調している。

　明日のメインは、喧嘩ファイトvs寝技の分かりやすい構図が、浮き彫りになっている。過去の対戦成績と実績を比較すると萩原不利の声が多いが、クレベルが一発をもらえば勝負の行方は分からなくなる。はたして明日は、クレベルが順当に勝つのだろうか。それとも……。

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