2022/05/04（水）UP
（最終更新：2022/05/05 14:56）

倉本（左）と魚井（右）のパワー対決は、どちらが制するのか

　5月5日（木・祝）開催の『RIZIN LANDMARK vol.3』の前日公開計量が4日に都内にて行われ、MMAルール5分3R（61.0kg）で対戦する、魚井フルスイング（36=和術慧舟會HEARTS）と倉本一真（35=リバーサルジム新宿MeWe）が共に60. 95kgでパス。
　ジャーマンスープレックスに自信を持つ倉本のバキバキの肉体、対するフルスイングのパンチを得意とする魚井は隆起した上腕二頭筋と三角筋を披露した。

【フォト】倉本と魚井のバキバキ肉体の競演＆フェイスオフ

前回は金太郎戦が流れてしまったが、魚井戦が決まって感謝しているという

　倉本はレスリング全日本選手権グレコローマンで3連覇したレスリングエリート。20年大晦日大会からRIZINに参戦しジャーマンスープレッスを持ち味に活躍。今年2月の加藤ケンジ戦でTKO勝利を収め、4月に金太郎と対戦する予定だったが、金太郎の負傷欠場により試合は流れた。

　公開練習で倉本は、ダミー人形を相手にグラウンドの打撃を見せ、サッカーボールキックでのKOをうかがわせた。さらに得意のジャーマンスープレックスについては、「ジャーマンは持ち上げたらいいので、組んだら誰でも出来る技。なので、僕らしい激しい投げをやろうと思います」とジャーマンから更なる新技を予感させた。倉本の鍛え上げられた肉体を見る限り、今回もジャーマンを含め豪快な技が炸裂するかもしれない。

魚井は急遽の参戦オファーとなったが、倉本とはいい試合ができそうだという

　また、倉本の妻で女子レスリング五輪金メダリストの登坂絵莉さんからは、試合後に「ガードをちゃんと上げなさい」などのアドバイスがあるようで、今回の魚井戦は相手のフルスイングの打撃について何らかの助言があるのかもしれない。

　対する魚井はフルスイングの名前のごとく一撃で倒せる左右のフックやアグレッシブな戦いを持ち味だ。計量を終えた魚井は、「素晴らしい舞台で、素晴らしい相手とやらせてもらって、それをお客さんに見てもらえるのは幸せなことだと思います。明日はいいイベントになると思います」とコメント。
　倉本は、「魚井選手がオファーを受けてもらったんで試合ができると思います。感謝しています。前から言っているように、敬意を込めてボコボコにしたいと思います。おもろい試合をしましょう」と魚井に話しかけ、互いに健闘を誓い合った。

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