【HEAT】石井慧「試合またドタキャンになりました」相手の米国選手が空港でコロナ陽性、中止に=5.7名古屋
5月7日(土)名古屋国際会議場にて開催される『HEAT50』に出場予定だったHEAT総合ルールヘビー級王者で北京五輪柔道金メダリストの石井慧(35=チーム・クロコップ)の試合が中止となった。
相手のダニエル・スポーン(アメリカ/CAMBRIDGE MARTIAN ARTS)が空港でのコロナ検査で陽性反応が出たためと6日、主催者が発表した。
スポーンはMMAのNAAFSライトヘビー級、CFFCヘビー級の王座を持つ実力者。ベラトール史上最速9秒のKO記録を持ち、最近ではPFLを主戦場に活躍、HEAT50回にふさわしい相手として注目されていた。
石井は自身のTwitterで「試合またドタキャンになりました」と報告。昨年4月のHEATではコロナ禍で海外選手の招聘が困難となり中止となっていた。続けて石井は「来週からゴードンライアン選手の所にしばらく合宿に行ってきます」とゴールド・ライアンが所属する米国のヘンゾ・グレイシーアカデミーでの海外修行を示唆した。
石井は今年4月にK-1無差別級トーナメントに出場。1回戦では実方宏介をKOで撃破するも、フィニッシュ直前に受けた実方の右ヒザ蹴りで脇腹を負傷。ドクターストップによりトーナメントを途中棄権していた。
その負傷から僅か1カ月での試合となっていたが、石井は「肋軟骨は柔道の頃から同じところ何度もケガしているので、クセになっている。いい医者を知っているので、ベストな状態で行けるんじゃないかと思います」と、負傷の影響なく試合に臨める自信があると語っていた。
石井のセミファイナルの中止により、「春日井たけし引退試合」春日井”寒天”たけしvs 笹晋久のMMA戦が繰り上げ。メインは皇治vsムエタイ元WPMF世界王者のダウサコンとなっている。
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