2022/06/10（金）UP
（最終更新：2022/06/17 15:03）

那須川天心が武尊にKO宣言！写真はトリケラトプス拳から竜巻蹴りでKO勝利した19年3月のローマ戦

　6月19日（日）に開催される那須川天心vs武尊がメインの注目の格闘技イベント『THE MATCH 2022』（東京ドーム）の事前特別番組『天心・武尊リモート生出演！「THE MATCH 2022」3大新情報解禁SP！』が9日、ABEMAで行われ、那須川天心が映像で生出演した。

【動画】天心のベストKO！=トリケラトプス拳から竜巻蹴りで衝撃KOの瞬間!

　天心は車の中から中継し、現在の心境について「まあ何も考えることなくというか、自分たちの”チーム天心”を信じて戦うだけかなと思ってます。やることはやったんで」と落ち着いた様子で答える。現在はサウナの後とのことだ。

　仕上がりについては「いつもより全然仕上がってますし、勝っても負けてもというか、最後なんで僕の場合は。全部を出して、自分の命をかけて挑んでるってかんじですかね」と淡々としつつも覚悟が決まっているようだ。

　スタジオにいる魔裟斗から「ウエイトトレーニングを減らしてスピードを鍛えていると聞いた。仕上がりは？」と問われると、天心は「フィジカルトレーニングは一切してなくて。格闘技の動きというより、動物的な意識で練習してる感じですかね」と生物としての強さを引き出しているとのこと。

　さらに「日本中が注目していることについてのプレッシャー」について聞かれると「試合になってみないとわからないとこはあるんですけど、自分の23年生きてきたものを全部ぶつけるだけだと思いますし。これを見て皆が納得する内容、それしか目指してやってないんで。必ずKOして倒そうと思ってるんで、注目していてください」と集中状態にあると語り、KO勝利宣言も飛び出した。

　先日、元ボクシング世界五階級制覇フロイド・メイウェザーからアドバイスをもらった天心。その中には”心の準備が大事”というものがあったが、メンタルの状態について天心は「自分を開眼させるというか解放というか。色んなものを呼び覚ますというか。（漫画の）NARUTOでいう”チャクラを上げる”トレーニングはやってますね」と、独特のメンタルトレーニングも行ってきたと言う。

　また天心の”必殺技”である「トリケラトプス拳」は出すのかとの質問には「その日の僕に決めてもらおうかな。当日にならないとわからない」と断言は控えた。

　「自分も全部出し切るというか、全部出すんで。自分の人生の最後の日を皆さん見届けてください」と”人生最後の日”とまで覚悟を決めた様子で、6月19日の”決戦”に向かう。

　なお、この番組で試合で使用するグローブのオンスと、リングサイズが発表された。
　グローブについては60kg未満が6オンス、72.5kg未満が8オンス、72.5kg以上が10オンスとなった。
　那須川天心vs武尊戦は58kg契約なので6オンス。メーカーはウイニング製。
　天心の参戦してきたRIZINでは、60kg以下のキックボクシング戦は6オンスグローブとなっている。しかし武尊のK-1では75kg未満は8オンス。天心にとっては慣れているグローブオンスとなったが、この薄いグローブが試合内容や勝敗にどう影響するのか。

　リングサイズは、K-1、RISEのリングと同じ6.5m四方が使用される。

▶次ページは【動画】天心が最も自己評価の高いKO=トリケラトプス拳から竜巻蹴りで衝撃KO!