2022/06/30（木）UP
（最終更新：2022/10/16 22:10）

朝倉未来（左）はYA-MAN（右）のMMAデビュー戦の相手に平本蓮を提案した

　今年9月にボクシング世界5階級制覇のフロイド・メイウェザーと対戦することが決まった朝倉未来が、『THE MATCH 2022』で芦澤竜誠を1RKOで下したYA-MANと自身のYouTubeチャンネルでスパーリング映像を配信した。

　YA-MANは今年3月から、所属のTARGET SHIBUYAの他に長南亮率いる総合格闘技ジム『TRIBE TOKYO MMA』で総合格闘技の練習をしている。『THE MATCH 2022』の一夜明け会見ではMMAとキックボクシングの二刀流で試合をしていくことを明言し、年内にもMMAの試合をしたいと語った。

YA-MANと初コラボとなった朝倉（YouTubeチャンネル『朝倉未来 Mikuru Asakura』）

　今回の企画では、まず朝倉のYouTubeチャンネルのメンバーでトライフォース赤坂所属の総合格闘家・佐々木大とキックとMMAのスパーリングを交互に行った。マススパーながらキックボクシングルールでは、YA-MANが佐々木をケージに追い込んで圧倒。逆にMMAルールになると、柔術青帯の佐々木がYA-MANから腕十字でタップを奪った。

　YA-MANは「せっかくなんで、未来さんと戦って、自分の立ち位置を知りたい」と依頼して、朝倉ともマススパーで戦うことに。朝倉は「最近、ボクシングの練習しかしていない」と話していたが、YA-MANのワンツーやミドルキックをボディワークでかわした朝倉は、ダブルレッグに入りリフトアップからテイクダウン。サイドポジションからニーオンベリーの体勢でコントロールし、マウントポジションを奪うとブリッジで逃げようとするYA-MANにフロントチョークを極めた。再開後、果敢に攻めるYA-MANに朝倉はニータップからテイクダウンを奪い、上からパウンドを落としフィニッシュ。

MMAスパー対決。ダブルレッグからYA-MANを抱え上げる朝倉

　初めてのMMAスパーで朝倉の強さを体感したYA-MANは「まだMMAの練習は4回しかしていないけど、初心者の俺が未来さんと戦えるなんて、キックデビュー前の選手が那須川天心と戦うようなもの。とてもいい経験ができました。ここから、どこまでMMAで強くなれるか楽しみにしてください」と前向きにコメントを残した。

　対談では朝倉が「体重はどのくらい？」と聞くと、YA-MANは「通常は74kgで、61kgか66kgの階級で迷っています」と返答。「66kgだと俺と同じじゃん」と朝倉は苦笑する場面も。さらにYA-MANが「年末に三浦孝太君とやりたいなと思って」と伝えると、「でも、全然実力差があるんじゃね？」と朝倉。「そうですね、向こうはずっとやっていますよね」とYA-MANが答えると、「いやいや、YA-MAN君の方が強いでしょう。さすがに危なすぎて組めない」と朝倉はYA-MANの強さを警戒した。

YA-MANにフロントチョークを極める朝倉

　そして、「平本蓮レベルじゃないの？やってきた相手とかレベルを考えると」と朝倉がMMAデビュー戦の相手に提案すると、YA-MANは「デビュー戦でvs平本蓮ですか」とまんざらでもない表情を見せた。「すぐ、強くなるよ」と朝倉はYA-MANの可能性について言及。ファンからも「YA-MANここからどこまで寝技スキル上げていけるかめっちゃ楽しみ」といった声や「YA-MANの向上心に好感持てる」などMMA参戦について賛成の意見が目立った。

なお、YA-MANのYouTubeでは「平本蓮と対戦する」と意欲を見せており

　はたしてYA-MANのMMAデビュー戦の相手は、誰になるのか楽しみだ！

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