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朝倉未来が19歳の”喧嘩ファイト”流血の豪快KOを公開「悪魔が憑依したような悪い顔」(朝倉)

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2022/01/31(月)UP

デビュー間も無い頃の朝倉未来=13年4月(19歳)

 朝倉未来が昨夜、自身のYouTubeを更新し、「まだ喧嘩自慢だった10年前のデビュー戦の映像が見つかってしまった」と2012年9月の『DEEP CAGE IMPACT 2012 in HAMAMATSU』での19歳のデビュー戦の秘蔵映像を公開した。
 映像では喧嘩スタイルで、相手の攻撃で鼻血を出しても怯まず、ブンブンとパンチを振り回し、1Rわずか53秒、迫力満点のKO勝利を収めた。

【動画】朝倉未来19歳のデビュー戦で”秒殺”豪快KO勝利の映像

 朝倉はこのデビュー戦を振り返り「喧嘩をずっとやってきた身としては格闘技の試合とは違うと感じた。喧嘩は夜で暗いイメージが多かったが、(試合は)すごく眩しい。自分だけ光っている状態の試合はすごく新鮮だった」と話す。

 小学生の頃から空手や相撲をやってきた朝倉だが、総合格闘技を始めて半年くらいでのプロデビューだった。「本当のケンカの天才みたいな感じで推薦されて出た」と実績はなかったが、DEEPにいきなり参戦することができたという。

18年8月にはRIZINデビューし、元UFCの日沖に1R KO勝利を飾った。

 試合は現在とは違い、右構えのオーソドックススタイルで戦う朝倉。相手の攻めに構わずパンチを振り回してから鋭いハイキック!そして組んでからのテイクダウンを奪う。そこは相撲の経験が光る。しかし寝技は相手も強く、立ち上がりパンチをヒットさせる。鼻血を出す朝倉だが、朝倉の左フックがヒットすると相手は下がり始め、怒涛の連打で相手をダウンさせKO勝利。

 朝倉は「喧嘩そのまんまですね。昔の。俺のケンカファイトスタイル」とわずか53秒のKO劇を述べた。当時の顔を悪魔が憑依しているくらい悪い顔をしていると自虐しながらも「人間として成長した」と今とは別人とも。「この試合が俺の格闘技人生のスタート」と、ここから朝倉は地下格闘技や『OUT SIDER』に参戦していくことになる。
「この時は自分が最強だと思ってた。喧嘩においても。10年後、もっとこんなに強くなるなんて思いもしなかった」と感慨深げに語った。

 喧嘩ファイトで秒殺デビューを果たした朝倉だが、自身の喧嘩の経験からプロデュースした1分大会『Breaking Down』も人気だ。3月21日(月・祝)には第4回大会が開催される。

▶︎次のページは【動画】朝倉未来19歳のデビュー戦で”秒殺”豪快KO勝利の映像

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