2022/07/12（火）UP
（最終更新：2022/07/12 22:02）

休養宣言をした武尊だが、タイに行っていた

　武尊が海外ジムでヒジ打ちを連打するミット打ち動画を公開した。武尊が練習風景を公開したのは天心戦後、今回が初。

　武尊は先月27日に記者会見を行い「1回僕の心と身体のコンディションを正常に戻したい」と休養宣言、SNSでは今月はじめに「今日から海外で少しの間療養してきます」と綴り、国外での療養に旅立った。

　会見でも「格闘家として一旦歩みをストップさせていただきたい」と語っており、しばらくはSNSなどでも様子が綴られることはなかった。しかし会見から2週間たち、ついにTikTokで動画がアップされた。

　動画ではタイのムエタイジムで、武尊が愛用の金色グローブをはめ、ミット打ちを行っている。
　拳は怪我で傷めているのだろうか、組んでからの鋭い右ヒジ打ちを3連打、さらにスピードある左ミドルキックと、ムエタイジムならではのミット打ちを披露した。

　武尊はK-1で活躍する前の10代の頃、タイへムエタイ修行へ行っていたことがあるが、原点回帰の意味合いもあるのかもしれない。
　数日前には同じタイのタイガームエタイジムでも練習していたようで、同ジムのSNSには、同じジムの盟友・大岩龍矢や松倉信太郎、晃貴、さらに武尊が先輩と慕う城戸康裕の練習写真もアップされている。
　気の合う仲間と共に、リラックスしながら行動しているのだろう。

　ファンからは「楽しむのが1番」「動きのキレが良すぎる」「長期休養と言いながら練習したくなっちゃうのが武尊選手らしい」と、やはり練習が1番の薬なのだろうと温かく見守る声が並ぶ。

　同じ10日のツイッターには「自然からたくさんパワー貰って、また頑張ろう」と大自然の風景と共に綴っていた。

　先月の会見でも精神的にも疲弊していたと語った武尊だが、自然の多いタイで仲間と共に練習することで、心も体も解き放たれるのかもしれない。本格復帰までどれくらいになるかはわからないが、ゆっくり見守ってゆきたい。

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