【UFC】まさかの失神KO負けの佐藤天、死角ハイキックに「何も覚えてません」

2022/08/08（月）UP
（最終更新：2022/08/08 16:56）

　8月7日（日本時間）米ネバダ州ラスベガスにて開催される総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス59』ウェルター級マッチにて、ブライアン・バトル（27=米国）のハイキックを受けて、初回KO負けした佐藤天（32=日本）。

【動画】佐藤天、衝撃の失神KO負け！死角からのハイキック

　試合後に自身のツイッターを更新し「負けました。何も覚えてません。いつも応援、サポートしてくださっている皆さんには感謝の気持ちしかありません。幸せ者です。また前を向いて進もうと思っています。今後も見守ってくださると嬉しいです」と、ファンへメッセージを送った。

　佐藤はパンクラスを中心に戦い続け、19年4月UFCに参戦し2勝1敗と幸先良いスタートを切るも現在は連敗中。UFC6戦目にして崖っぷちとなり、戦前に自身のSNSでも「死んでも勝たなければいけない試合」とその想いを綴っていたが、バトルの右ストレートから、手を伸ばしたままの右ハイキックでマットに沈んだ。

　見えない角度からのハイキックが佐藤の首元に直撃し、佐藤は後方に失神ダウンしたが、蹴りの威力も、佐藤が言うように記憶を飛ばしても不思議ではない破壊力だ。

　不退転の決意で挑んだ戦いがわずか44秒の秒殺負け。佐藤はこれで3連敗となったが、早くダメージを抜いて、次戦に向かって欲しい。

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