2022/08/07（日）UP
（最終更新：2022/08/07 23:43）

ヒルの拳がサントスの顔面を襲う＠UFCより

　8月7日（日本時間）米ネバダ州ラスベガスにて開催される総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス59』メインイベントのライトヘビー級マッチにて、同級10位のジャマール・ヒル（31=米国）が同級6位のチアゴ・サントス（38=ブラジル）に4R KO勝利を飾った。

【動画】ヒルの剛腕フィニッシュの瞬間！

　ヒルは鋭く伸びのある打撃が特徴のファイター。前戦となる今年2月に強豪ジョニー・ウォーカーを初回KOで沈めた。キャリア10勝1敗（7KO）を誇る。
　対するサントスは多彩な蹴り技と破壊力あるパンチを持つ重量級ストライカー。19年7月にジョーン・ジョーンズのタイトルに挑戦するもスプリットの判定負け。前戦となる今年3月にマゴメド・アンカラエフに判定負けした。

　試合は1R、タックルを仕掛けるなど積極的に攻めるサントス。打撃も積極的に出すが、2Rになると、サントスがスタミナ切れか失速。ヒルは鋭いジャブなどでサントスにダメージを与える。
　3R、サントスがパンチを振りながらしつこくテイクダウンを奪うなど、気力と体力全てを出し巻き返しを図る。しかし、サントスの反撃もここまで。
　4Rにヒルが鋭いジャブからワンツーをヒットさせると、サントスが背を向ける。ヒルの怒涛のパンチラッシュ、サントスが倒れると、ヒルがパウンドを出し続け、レフェリーが試合を止めた。

　4R2分31秒KOでヒルが3連勝。両者共に全力を出し尽くした激闘を制した。

『UFCファイトナイト・ラスベガス59』
8月7日（現地時間）米ネバダ州ラスベガス
▼ライトヘビー級マッチ
●チアゴ・サントス（ブラジル）
KO 4R2分31秒　※パウンド連打　
○ジャマール・ヒル（米国）

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