巨人・原監督、武尊に直接伝えた「勝ち負けよりも、もっと大事なもの」バックステージ動画が公開

2022/08/08（月）UP
（最終更新：2022/08/08 20:23）

　読売ジャイアンツのYouTubeチャンネルに、今年7月16日（土）に東京ドームにて開催の巨人vs広島戦にて始球式を務めた武尊にバックステージで原監督が励ましのメッセージを伝えている動画が6日、公開された。

【動画】原監督が武尊にメッセージを伝える貴重映像

　小学生の頃の野球経験は、ピッチャーを始め、いろいろなポジションを経験したという武尊。ウォーミングアップでは武尊の力強い投球姿を見せた。それを見ていた巨人の吉川尚輝（内野手）、小林誠司（捕手）、大城卓三（捕手）らも頑張って下さいと声をかけ、武尊も朗らかな笑顔に。

　そして原辰徳監督とも言葉を交わした武尊。原監督は「やりたくなったら絶対やるべきだと思う。やっぱりあなたみたいな才能とパワーはそうそういないんだから」と貴重な才能を生かすべきと話す。
「今はちょっと楽をして、自分がやる気満々になったらぜひ戻ってきてください。勝ち負けよりも、もっと大事なものをあなたたちみたいな人は持っている。それが、我々アスリート、スポーツの中でとても重要なことですから、それの選ばれた人。やりたくなったらぜひ戻ってきてください。勝つとか負けるではなくて、『俺は戦うぜ』というね、戦いざまというものを見せてもらえると、我々ファンとしては大変ありがたいこと」と武尊に語りかけ「頑張って」と握手を交わした。

　ずっとジャイアンツファンだったという武尊は、真剣な顔で原監督の言葉を受けたのち、笑顔でツーショットに収まった。

　始球式直前には「試合より緊張する」とこぼした武尊だが、岡本和真キャッチャーを相手に、見事な投球を見せた。バックステージでは、マウンドは「ずっとテレビで見ていたところなんで嬉しかったですね」とし、自己採点は50点くらいで「ストライク入れたかった」とほほ笑み、リベンジにも意欲を見せた。

　原監督からも励まされた武尊。ゆっくり身体と心を休め、笑顔でまたリングやマウンドに上がる日を、ゆっくり見守ってゆきたい。

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