2022/08/26（金）UP
（最終更新：2022/08/28 21:31）

vs那須川天心から4年、空手家・門口が王座初挑戦

　8月28日（日）に東京・後楽園ホールで開催される『RISE 161』で、フェザー級新王者の梅井泰成（フリー）に挑戦する同級3位・門口佳佑（EX ARES）が公開練習を行った。王者・梅井は今年3月の王座獲得直後に、MMA参戦を公言。これに門口は「まだ早い」とダメ出しした。

【動画】門口が空手仕込みの怒涛のラッシュで1R KO勝ち！

　門口は2018年5月にAbema TVの番組『VS那須川天心』挑戦者決定トーナメントで優勝し、那須川天心と対戦（非公式）。門口は3R目にダウンを2回奪われるも最後まで善戦した。

　同年7月、20年間行ってきた空手をバックボーンにRISEでプロデビューすると、9戦無敗（1ドロー）を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れ、プロ初黒星を喫した。前戦は今年2月のRISEで小﨑貴誠に1R KO勝利している。　

那須川天心と戦う門口佳佑（2018年5月）

　対する王者・梅井はレスリングや柔道をバックボーンとするフィジカル強者で、2020年11月にRISE参戦以来5連勝し、今年3月の同王座決定戦で平野凌我に判定勝利しベルトを手にした。勝利後のマイクで「RISE王者になったからMMAに挑戦したい」と表明していた。

　鋭いミット打ちを行った門口は「仕上がりは過去一番」と胸を張る。
　相手の梅井については「もちろん強い選手だと思うんですけど、上位ランカーでは、平野選手以外とまだやってないんで。多分今回の試合で一番彼の実力がわかるんじゃないかな」とまだ強敵とは戦ったことがないのではと語る。

　その平野とは、昨年5月に門口も対戦しフルマークで勝利。一方梅井は平野と王座を争い、2-0の激闘を繰り広げた。
　門口は「結構苦戦してたなっていうイメージなんで、もっとあっさり勝ってもいいんじゃないかなっていうのは思ってました」と梅井の実力に疑問を持つ。

空手仕込みの鋭い蹴りを繰り出す

　また梅井がMMA参戦を公言していることについては「自分の好きなことをやればいいと思うんですけど、やはりチャンピオンはRISEのチャンピオンとしてどうRISEを盛り上げていくかが僕は重要かなと思ってるので。まだMMAとかそういう他を見るのは早いんじゃないかなっていうのはちょっと思います」と気が早いのではとチクリ。

　4年前の『vs那須川天心』をきっかけとしてキック界に飛び込んだが「誰がRISEで言えば天心選手、K-1で言えば武尊選手の次のスターになるかどうかっていうのが、みんな狙ってるところではないかと思います。そこを目指すにはタイトルマッチでまずチャンピオンにならないと。目の前のベルトをしっかり獲りに行きたい」と自分が天心の次のスターになり、RISEのフェザー級を盛り上げると意気込んだ。

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