2022/09/10（土）UP
（最終更新：2022/09/10 19:36）

鍛え上げられた分厚いボディでマッスルポーズを決める大岩

　9月11日（日）神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～よこはまつり～』の前日計量&記者会見が、10日（土）都内にて行われた。

　[K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント]に出場する大岩龍矢（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）は59.95kg、その大岩と初戦で対戦するアダム・ブアフフ（Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaou）は59.5kgで両者とも計量パス。大岩は分厚いボディでマッスルポーズを決めたが、仕上がった肉体がこのトーナメントに賭ける想いを伺わせた。

【フォト】大岩が“分厚いボディ”でマッスルポーズ！

向かい合う両者

　その後の会見で、大岩は「マイネーム・イズ・タツヤ大岩。K-1ワールド、タツヤワールド。ブアフフ、ワンパンチKO、チャンピオンタツヤ、イエス」と、海外勢との戦いを意識してか、片言の英語で意気込み。緊迫する雰囲気の中、非常にリラックスした表情で、場内を和やかな雰囲気にさせた。

　その後は日本語で受け答え。対戦相手を計量で見た印象については「ブアフフだ。やっと会えたなって感じです。目つきも顔も向き合った時に素晴らしいなと思った。試合が楽しみになりました」と語り、「明日は全試合KOのつもりでKO祭り、タツヤ祭り、全試合KOしてベルトを巻きたい」と圧倒的な戴冠を誓う。

全試合KO宣言の大岩

　1回戦で対戦するブアフフは、20年3月に大岩の盟友・武尊とK-1&ISKAのダブルタイトルマッチに挑む予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で欠場。今回、念願のK-1初参戦を果たす。戦績は19戦 19勝(10KO)の強豪が、ついにK-1のリングでベールを脱ぐ。

　ブアフフは「明日の戦争には勝ちたい。ずっとこの機会を待っていました。ぜひ期待していてください。（大岩に向けて）自分が強気でチャンピオンの座を獲ると言っているようですが、あまり自分の力を過信しないように。僕の強さをしっかり知ってもらえたらと思います。僕が3試合準備が出ているので、勝つのは僕です」と強気な発言を残した。

　今回は大岩の盟友・武尊が返上した王座を争う過酷なワンデートーナメント。大岩はその武尊から「龍矢にはこのベルトを巻いて欲しい。自分らしくしっかり戦って、龍矢らしく試合を運べば、必ずチャンピオンになるよ」との言葉を貰ったという。果たして、大岩はその言葉を胸に、黄金のベルトを手にすることができるのか。

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