2022/09/29（木）UP
（最終更新：2022/10/13 19:54）

バキバキ腹筋と鍛えた腕、フィジーク大会に初挑戦する小林香萌

　10月1日（土）に愛知・一宮市民会館で開催される『MID JAPAN CHAMPIONSHIPS』の[ウィメンズフィジーク]カテゴリー出場へ向け日々肉体に磨きをかける女子プロレスラー小林香萌。大幅減量にチャレンジした小林は、初のボディコンテスト出場に向け56.7kgから3か月半で47kgまで約9kgの減量に成功、取材ではバキバキボディを披露してくれた。

【フォト】小林のバキバキボディ、腹筋と太い腕、そして背中も！

　小林の身長は152cm。もともとはプロレスのために身体を作っており、ボディメイク用のトレーニングをしていたわけではないため、今回のコンテストでは「絞り」でも勝負に出た。

小林の太い腕と絞ったウェスト

　減量法を聞くと「基本は食事制限。あと、有酸素、筋トレです」と小林。
　9月3日からは炭水化物摂取を上下にコントロールする”カーボサイクル”ダイエットを取り入れた。筋肉を落とさず減量したり、食事も取れるダイエット方法でフィジーク選手にも取り入れる選手が増えてきているようだ。
　一般的に減量中には極端にカロリーや炭水化物（糖質）を低くしがちだが、そうすると、エネルギー不足に陥りやすく、身体は必要なエネルギーをと筋肉を分解してエネルギーに転換。結果、筋肉が細くなり、筋肉量が減ることで基礎代謝も減らし痩せにくく悪循環に。

　しかし、このカーボサイクルだと。炭水化物を日々うまく調整し、筋肉を残し、脂肪も落とせることが可能になるという近年注目を浴びている方法だ。

　小林に聞くと、3日間をローカーボ、1日をハイカーボという4日間を繰り返すという方法にしているという。

■小林香萌の実践するカーボサイクル

【1、2サイクル目】
ローカーボ3日間：炭水化物80g
ハイカーボ1日：炭水化物350g

【3サイクル目～大会まで】
ローカーボ3日間：炭水化物50g
ハイカーボ1日：炭水化物400g

小林の背筋

　炭水化物は玄米やサツマイモを摂取。ビタミンやミネラルも含み消化吸収が緩やかなものを選ぶ。白米など白いものは血糖値を急上昇させ、結果体重増に繋がる可能性がある。減量初期に空腹がつらい時には、グミやラムネ（ブドウ糖）を摂取。基本的にはずっとローファット（脂質を抑え、タンパク質や炭水化物を摂取）な生活だという。減量中のお気に入りは脂質が無いサルサソースで、ご飯や鶏むね肉にかけて食べている。他にはごま塩もつかうという。

　カーボを入れた時に、血管がパリパリと見えてくるようになり「自分の身体もここまで持って行けた！大会が近づいてきた」とうれしくなると、小林は笑顔を見せる。

■小林香萌のボディコンテストに向けた生活

起床：朝5時～6時。空腹のため目覚めが早いのだという。
有酸素運動：空腹時有酸素を40分ほど行う、帰宅後にプロテインを摂取する

朝食：プロテイン摂取から時間をおいてから朝食をとる
トレーニング：トレーニングは基本的に1時間に収まるようにし、トレーニング後に有酸素運動を30分行う。帰宅後、プロテインと糖質（サツマイモ等）を摂取

出勤：ジムに出勤し、トレーナー業務。昼食、夕飯は職場に持参して食べる
帰宅：睡眠

トレーニング中の小林香萌

　小林は今回の大会後もプロレスラーとして無駄な脂肪をつけすぎずに、また大きくもしていきたいという。今後のボディコンテスト大会出場へはまだ未定だが、一回で終わらせずに挑戦をしていきたいと語る。筋肉もプロレスも、ますます進化を続ける小林から、今後も目が離せなそうだ。

◇小林香萌（こばやしかほ）／プロレスラー
2013年にプロレスデビュー。身長152cm、ブレイクダンスや器械体操の経験も持ち、鮮やかなルチャの動きから明るく力強い試合まで幅広く活躍する人気選手。
　約9年のキャリアが過ぎ、複数団体でのベルト戴冠、メキシコデビューも果たしたが、”自分のプロレススタイルに行き詰った”ことがきっかけで「プロレスラー・アスリートとして身体を大きくしよう」と思い、本格的なウエイトトレーニングをスタート。2022年10月1日に自身初となるボディコンテストへの出場が予定されている。

☆小林香萌出演イベント情報
『マンモスうれぴーパーティー』
開催日時：2022年11月1日（火）
OPEN 18:30　START 19:00
場所：東京・両国SUNRISE
TICKET：前売り2,400円/当日券2,900円
※DRINK代別600円

〜参戦アーティスト〜
・小林香萌
・SNEAKIN’NUTS
・Pomodolo
・RYO TAKAKURA(三拍子)
プロレススペシャルマッチあり！
≫詳細

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