【ONE】平田樹がハム・ソヒと王座挑戦を懸け対戦「相手はエンタメ的な部分で有名」（ハム）「チャンスある」（平田）

2022/10/17（月）UP
（最終更新：2022/10/17 16:43）

　11月19日（土）シンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE 163』の追加対戦カード発表会見が17日、都内にて行われた。
　MMA女子アトム級で注目の一戦、平田樹（23=Krazy Bee）vsハム・ソヒ（35=韓国/Team MAD）が決定した。

【フォト】平田樹、ヒョウ柄ブラトップで鍛えた肉体！マッスルなビキニ姿も

　ABEMAの格闘リアリティ番組「格闘代理戦争」を勝ち抜きONEとの契約を掴んだ平田は、19年6月にプロデビュー。そこから5連勝を挙げたが、今年3月ジヒン・ラズワン（マレーシア）に敗れ初黒星。しかし8月、ダウンを奪ってリン・ホーチン（中国）を破り再起を果たした。

　ハムは2007年に日本でプロデビューし、19年末に浜崎朱加を破って第2代RIZIN女子スーパーアトム級王者となるなど、日本と縁深い実力者。14年には韓国女子選手として初めてUFCにも参戦を果たしている。ONEには21年から出場し、初戦の判定が物議を醸したものの現在2連勝。「キャリアの最後をONEのベルトで締めくくりたい」と王座を目指している。

　デビュー以来最強の相手を迎えた平田は現在海外で練習中のためビデオでメッセージを寄せ「みんな負けると思ってるだろうけど、チャンスはあると思っている。しんどい練習をしているからこそ、ヤバい相手とやりたい。ランキング外の相手とやってもメリットがないので、だったら強いやつとやった方がメリットかなって思いました」と試合を決めた思いを語る。

　対するハム・ソヒは平田に対し「明るくエネルギッシュな選手ではあるけど、格闘家としてではなく、エンタメ的な部分で有名な選手だと思っているから、格闘家としてどうかは答えづらい」と辛らつなコメント。

　続けて「私もキャリアが長い方ですが、だからといって気を緩めたりしません。若手が相手だから、今までより頑張らないと。油断しないよう準備をしています。私が勝つと思います」と格とキャリアで上回る自負を感じさせ、こちらもビデオメッセージを寄せた。

　ONEのチャトリCEOはこの一戦を「レジェンドのハムvsライジングスターの平田で、アトム級最高のマッチアップ。もし平田が勝てば次はアンジェラ・リーとのタイトルマッチを考えています」と語った。

「時代を変えていこう、自分の時代にしていこうっていう感じです」と話す平田、この試合を乗り越えタイトルマッチに繋ぐことができるか。

☆この大会の詳細、対戦カードなど

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