【ONE】平田樹、起死回生の右カウンターで逆転勝利!因縁ラズワンに再戦を要求
ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 1: MORAES VS. JOHNSON II』
2022年8月27日 (日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼119ポンド契約マッチ
〇平田樹(日本)
判定3-0
●リン・ホーチン(中国)
【フォト&動画】平田が必殺の右でダウンを奪った瞬間!鍛えた肉体のビキニ姿も
平田樹が参戦し、女子アトム級マッチで散打がバックボーンの中国のリン・ホーチンと対戦。平田は昨年開催されたONE女子アトム級WGPでは準決勝まで駒を進めるも、体調不良で欠場。今年3月の復帰戦でジヒン・ラズワンにスプリットの判定負けを喫し、海外での武者修行をこなして今回が再起戦となる。
だが平田は、本計量でのハイドレーション(尿比重値)チェックで規定の数値をクリアできず、体重は115.75ポンド(52.5kg)と300gオーバー。その後の再計量でハイドレーション規定値はクリアしたものの、体内の水分を増やした影響で体重は増加し、最終的に119.25ポンド(54kg)と超過。その結果、両選手の合意の下、試合は119ポンド(53.97kg)のキャッチウェイトで実施。ペナルティとして平田の報酬の50%が対戦相手に渡されることとなった。なお、ホーチンは契約体重をパスした。
1R、身長が平田よりも10cm高いホーチンはインロー、アウトローで攻撃。平田は、なかなか入れない。平田はパンチを打ちながら、ニータップのような形でテイクダウンを奪うが、ホーチンはすぐに立ち上がる。ホーチンの長い足に距離を取られる平田は、組みつくとケージに押し付けて投げを打つが、これは不十分。ヒザを顔面に蹴り上げたところでラウンド終了。
2R、ホーチンはサイドキックを入れながらプレスをかける。平田は何度も、懐へ入るような動きを見せるが、ホーチンは入らせない。終盤、組みつきから崩れるようにアームロックに入るが、極める前にラウンド終了。試合ペースは終始ホーチンだが、平田がニアフィニッシュを見せる。
3R、ホーチンは左のパンチを顔面とボディへ打ち分ける。ホーチンの蹴りに合わせてシングルレッグに入る平田。立ち上がるホーチンをケージに押し付けて、上からがぶってフロントチョークの体勢に入りつつヒザ蹴り。そこから投げでテイクダウンに成功する平田。だが、ホーチンが上を取り返してスタンドの展開に。
すると、ホーチンの右に合わせて平田の右が入り、ホーチンがダウン。平田は飛び込んでトップをを奪うと、怒涛のパウンド攻撃。
試合終了のゴングが鳴り判定へ。勝利を確信する平田。判定は3-0で平田が、再起戦を勝利で飾った。
平田は勝利者マイクで「3ラウンド勝負になると思っていました。今まできつかった練習を思い出していました。コーチやチームメイトと対策をしたし、自分の得意な右を出すようにしていました」と感涙。今後について「前回、悔しい思いをしたジヒン、もう一回、やろう!」と、キャリア初黒星を付けられた因縁の相手ジヒン・ラズワンとの再戦を要求した。
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