【ボクシング】”初世界戦”谷山佳菜子が計量パスでマッスル！「キックから世界獲るつもりで転向してきた、倒して勝つ」

2022/11/30（水）UP
（最終更新：2022/11/30 19:15）

　12月1日、東京・後楽園ホールで開催される[プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦] の前日計量が行われ、前日本女子バンタム級王者・谷山佳菜子（35＝ワタナベ）はリミットの52.1kg、前日本女子フライ級王者・晝田瑞希（26＝三迫）は400gアンダーの51.7kgでパスした。共に日本王座を返上して空位の世界王座を争う。

【フォト６枚】黒のブラと腹筋の谷山佳菜子、ビキニマッスルの晝田瑞希が計量パス

　谷山は極真会館（松井館長）の世界女子選手権で2連覇。キックボクシングに転向するとJ-GIRLSやホーストカップで王者に。18年に膝の故障のためプロボクサーに転身。看護師という職業柄“戦うナース”と呼ばれリングに上がり、昨年6月には日本女子バンタム級王座を獲得した。

　対する晝田はアマチュアボクシングで全日本女子選手権2階級制覇した強豪。当てさせず当てる技術はピカイチだ。

　谷山は「キックから、世界を獲りたいという気持ちで転向してきたのでそこは絶対に獲りたいですし、格闘技を始めて20年の節目で世界戦を組んでいただけたということで、運命を感じています。この大一番をしっかり勝ってベルトを巻きたいと思っています。しっかり落ち着いて、倒して勝ちます」と意気込む。階級を一つ下げ、早めに減量に入って調整してきた。晝田対策としてアマチュアボクシングの大学の選手にジムへ来てもらい練習を重ねたという。

　晝田は「アマチュアの選手は今でも練習してもらうこともありますし、アマチュアでやってきた部分も無駄にしないように、絶対に勝って強さを証明したいと思います」とし「明日は最強無敵な私を見せることができると思います」と勝利を誓った。

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