2022/12/30（金）UP
（最終更新：2022/12/30 19:37）

クレベル（左）は上着を着たままの計量、パトリシオ（右）はバキバキボディを見せた

　12月31日（土）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.40』の前日計量が、30日（木）都内にて行なわれ、RIZINvs.Bellator 全面対抗戦で激突するクレベル・コイケ（ブラジル/ボンサイ柔術/現RIZINフェザー級王者）が65.90kgで計量をパス、さらに気合いの入った表情を見せた。パトリシオ・”ピットブル”・フレイレ（ブラジル/ボンサイ柔術/現Bellator世界フェザー級王者）は65.80kgで計量をパスしてマッスルポーズを作った。

【フォト】パトリシオのムキムキボディ（全身あり）、2人の睨み合い

　前日の個別インタビューでは、海外の記者からは「グラップリングでない展開は考えているか、プランBはあるか」と質問を受けたクレベルが「Bは持っていない。プランAだけです。自分の強いところは柔術。試合をやってみないとわからないけど、彼が打撃が強いと思っているならば、自分は寝技が強い」と返した。

　一方のパトリシオは「自分ももともと柔術から来ているから問題はない。その展開になっても勝てる」とクレベルの寝技に自信を持っている様子。萩原京平vs.クレベル戦（22年5月）の試合映像を見て、対戦のイメージを膨らませて十分な対策を練っていることも明かした。

　計量を終えたクレベルは、「寒いねぇ」と笑いを取りつつも「でも明日、RIZINを守るので私がんばります。絶対、勝ちますよ。皆、日本で応援してください」とファンの前で勝利を約束した。

　対するパトリシオは「ここまで長い道のりでしたが、その成果は明日、しっかりと見せたいと思います」と気合いを入れた。

　対抗戦の副将戦は王者同士の対決となるが、クレベルは勝って大将のサトシにつなげることができるのだろうか。

【選手データ】
クレベルは、Rebel FCフェザー級王者、KSW同級王者を経て、23日には牛久絢太郎に三角絞めで一本勝ちし、念願のRIZIN王座に就く。RIZINでは朝倉未来戦を含めて6連続一本勝ち、計31勝のうち27が一本勝ちという寝技のスペシャリストだ。

対するパトリシオはBellator 史上3番目となる2階級制覇王者（ライト級＆フェザー級）。昨年7月のフェザー級WGP決勝で一本負けを喫し、AJマッキーに王座を奪われたが、今年4月にマッキーとのダイレクトリマッチに判定勝利し、王座を取り戻した。今月1日には同級2位のアダム・ボリッチを挑戦者に迎え、防衛に成功している。

＜計量結果＞
▼第14試合　RIZINvs.Bellator 全面対抗戦　フェザー級
クレベル・コイケ（ブラジル/ボンサイ柔術/現RIZINフェザー級王者）→65.090kg
vs
パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ（ブラジル/ボンサイ柔術/現Bellator世界フェザー級王者）→65.80kg

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