元UFC王者ヌルマゴメドフ、総合格闘技業界から完全に引退か=海外報道

2023/01/08（日）UP
（最終更新：2023/01/08 18:26）

　元UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ（ロシア）が総合格闘技業界から引退する意向であると、米メディア「CBSスポーツ」などの複数の海外メディアが8日に報じた。

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　ロシアメディアの「za.khabiba」が「ハビブはMMAの業界から退く。それはコーチ業だけでなく、MMAに関わること全てにおいて。家族の時間をもっと増やしたいのが理由だ」と報じると、ヌルマゴメドフ本人がこれを自身のインスタグラムのストーリーで掲載した。

　また、ヌルマゴメドフの友人、シャミール・ザブロフも本日8日に自身のインスタグラムで、ヌルマゴメドフと並んだ写真を掲載し「彼はこのスポーツを去った」とメッセージしており、ヌルマゴメドフ本人がこの件について自身のSNSで報告したり、会見を開くなどしていないが、報道の信憑性は高いだろう。

　ヌルマゴメドフは29戦無敗のまま現役引退し、今もなお“世界最強”の称号を持ち、世界中の格闘ファンから復帰を望まれている。

　そして、コーチする多くの強豪選手をベラトール、UFCなどのビッグプロモーションで成功させ、自身も「Eagle FC」というMMA団体を主催するなど、世界のMMA業界にとってなくてはならない存在だ。

　昨年の大みそかは、自身がコーチするガジ・ラバダノフの応援で来日し、『RIZIN.40』を観戦。大会を絶賛していたことから、今後、日本の格闘技界との交流が行われることが期待されていた。果たして、ヌルマゴメドフはMMA業界から完全に離れてしまうのか、今後の動向に注視したい。

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