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小笠原瑛作の”大物”対戦相手にファンも騒然「KNOCK OUTガチすぎ」「本当にヤバい奴が来る」=3.5代々木

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2023/01/11(水)UP

小笠原(左)の対戦相手は22年ムエタイMVPのロンナチャイ(右)

 3月5日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館で開催される『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』の記者会見が10日(火)行われた。
 KNOCK OUT-RED フェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が、ルンピニー三階級制覇・2022年タイ国ムエタイMVPのロンナチャイ・トー.ラミントラー(タイ)と対決する。

【動画】まさに”閃光”!小笠原が右フックで失神KO勝利

 小笠原は持ち前のスピードで、数々の王座を戴冠。22年3月にKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(-55.0kg)王座を獲得すると、昨年フェザー級(-57.5kg)へ階級を上げ、9月には2階級制覇を達成。この3年間は、10戦10勝5KOと無敗をマークしていた。

小笠原が”超強豪”相手に意気込む

 しかし12月にラジャダムナンのランカーから2度のダウンを奪うもヒジで切り裂かれ逆転TKO負けを許した。

 対するロンナチャイはルンピニースタジアムでミニフライ級からバンタム級の3階級制覇を達成した超強豪だ。
 現在もその強さは衰えず、昨年はトップファイターら相手に5勝1敗。ちなみにその1敗はK-1玖村将史に勝利したコンペットからのもので、そのコンペットにも今までに4勝している。年末にはタイ国スポーツ庁の22年最優秀選手に選ばれた。

同じクロスポイント吉祥寺の盟友・鈴木千裕(右)も共に出場

 会見で小笠原は「今回これだけの大物、本物中の本物を連れてきて頂いて。必ずここでしっかり倒して、自分の強さを証明したい」と意気込んだ。
 また「相手を聞かされたのが昨日で、一昨日くらいにトレーナーのタイ人の先生に『本当にヤバい奴来るよ』って聞いてました。これから映像を見て相手選手を研究したいと思います」と、これから準備にかかると語った。

 ネットではムエタイ愛好家たちから「KNOCK OUTロンナチャイ呼んでるとかガチすぎ」「これがノックアウトの本気」「いきなりロンナチャイはビビる」など、破格の相手に驚嘆する声が並んだ。
 小笠原はこの紛れもないトップファイターを超えることが出来るか。

一番左が宇佐美。右から2番目がバズーカ

 また同大会の参戦選手として、KNOCK-OUT BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)や、KNOCK-OUT BLACKライト級王者・バズーカ巧樹(菅原道場)ら各階級の王者勢が参戦することが発表された。

 さらに初参戦として、大晦日の猪木追悼興行でK-1 WORLD MAX初代王者のアルバート・クラウスをキックボクシングルール(72.5kg契約)で破った、宇佐美秀メイソン(Battle Box)も会見に出席。
 宇佐美は「KNOCK OUTの王者を目指す」と宣言したが、今回から参戦する同門の木村ミノルと共に、中量級戦線の台風の目となりそうだ。

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