【KNOCK OUT】木村ミノルと不可思が電撃参戦、木村はヒジ有り希望「K-1とはまた違う面白さ」=3.5
3月5日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館で開催される『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』の記者会見が10日(火)行われ、元K-1王者の木村”フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)と、現K-1ファイターの不可思(クロスポイント吉祥寺)の参戦が決定した。
木村は20年3月にトーナメントを制しK-1スーパー・ウェルター級王座を戴冠。今年11月にK-1との契約を満了し、12月28日の『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島』では、矢地祐介とのミックスルール戦で、1RKO勝利で復活している。
また現在もK-1のスーパー・ライト級で活躍する不可思もKNOCK OUTに4年ぶりに参戦する。
不可思は18年にKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座や、現KNOCK OUTの前身であるREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座を戴冠し、19年6月にK-1に参戦。その後K-1スーパー・ライト級のトップ戦線で活躍している。
会見で宮田充プロデューサーは「(木村は)今年は、ムエタイみたいなヒジありの勝負をしたいと聞いており、年明け早々にオファーさせてもらった。おそらく今回は、レッドルールの勝負になると思う」と、ヒジありルールの参戦になる見込みだ。
宮田氏は、不可思についても「もともとKNOCK OUTのリングでも活躍していて、どこかで出てほしいとずっと思っており、このタイミングかなと。K-1 JAPANグループさんと契約期間中だが、承認をいただいた」と古巣のビッグイベントへの参戦をK-1から承認してもらったと言う。なお不可思の参戦はこの1戦のみを予定している。
会見で木村は「ずっとヒジありのムエタイルールでやりたくて、めっちゃワクワクしている」と念願のヒジありオファーに喜ぶ。
なお木村はデビューから『Krush』(後にK-1グループ入り)参戦前の12年までは、ヒジありのMA日本キックで試合を行っており、およそ10年ぶりのヒジありルールとなる。
木村は、ヒジあり”回帰”したいと思った理由について「KNOCK OUTの試合を)何回か観に行ってて、K-1とはまた違うキックボクシングやムエタイの競技性の面白さがあった」と、ヒジや組みの無いK-1ルールとは違ったルールの魅力を感じたと語る。
さらに「元々競技としてはそっち(ムエタイ)のほうが好きで、最近はキックボクシングへの熱が冷めていたが、純粋なキックボクシングで競技が出来るならまだまだやりたい」と原点回帰の理由を語った。
また不可思は、久しぶりの参戦で戦いたい相手として「KNOCK OUTを代表して戦ってくるような、KNOCK OUTファンに馴染みのある選手だと嬉しい」と王者などトップクラスとやりあいたいと希望する。
さらに「今回はK-1ファイターとして乗り込むという感じ。3年ちょいK-1グループでやらせてもらってて、今のKNOCK OUTは僕がいたころのグループとは全く違なという感じ」とK-1からの”外敵”としての意識が高いと語った。
K-1グループで馴染みの深い2人が、今回のビッグイベントでどんな相手と、どんな戦いを見せるのか。
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