【XSTREAM1】T-98vs緑川創の“1分間高速ミドルキック連打”対決はT-98が勝利「先輩として威厳保てた」
2月19日(日)元キックボクシング王者・前田憲作氏プロデュースによる格闘技団体『XSTREAM 1(エクストリーム ワン)』の第1回アマチュア大会が、ゴールドジム サウス東京アネックスにて開催され、本大会の完全オリジナル競技「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」で、元ラジャダムナンスタジアム王者・T-98と元WKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創の一騎打ちが実現した。
同階級でこれまで2度対戦したこともあるという両者。強靭な体幹で安定の連打を繰り広げるT-98に対し、わずか1週間前にシュートボクシングの海人を相手にハードな引退試合を行ったばかりの緑川が、ダメージを乗り越えどう対抗するかが注目されていた。
が、なんと30秒経過したあたりで緑川がまさかの「出し尽くしたフリ」で蹴りを中断! するとそれまでリング上で静かに見守っていた和田良覚レフェリーがすかさず「FIGHTっ!」と競技続行を指示。その後は立ち技業界きっての名物レフェリーと、室田真宏リングアナの“スーパー・ガチムチタッグ”に煽られ続け、緑川の1分間競技が無事終了した。
結果は10回近い差でT-98の勝利! 2人は高校野球部の先輩後輩で、「なんとか先輩としての威厳が保てました(笑)」とコメントするT-98の満面の笑みが印象的だった。
また「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」には、スペシャルゲストとしてカポエイラの達人・笹森智之氏(カポエィラ・テンポ笹森道場代表)、XSTREAM 1オリジナルテーマ曲を手掛けた福原善勝氏も登場。
当日リングアナも務めた福原氏は音楽アーティストとは思えない鋭い蹴りを見せ、笹森氏はカポエイラならではの“舞うような蹴り技”を披露し、場内の視線を一気にくぎ付けにしていた。
本大会ではキックボクシング、空手、ムエタイ、さらに完全新競技「マーシャルアーツ」として相撲vsキックボクシング、カポエイラvsフルコンタクト空手の異種格闘技戦など、様々な立ち技ルールで全117試合を実施。
5歳から64歳まで幅広い年齢層のアマチュア選手たちが本格リングで熱い戦いを繰り広げた。
次回は6月11日(日)に第2回大会の開催が決まっている。
▶︎次ページは前田憲作プロデューサーによる大会総評、その他試合写真
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【SENSHI】会場大ブーイング!ムエタイ王者の”全力”バッティングに宮原穣が倒れ反則勝ちも「悔しい」
・朝倉未来、空手世界王者“ダンチメン・あつき”を絶賛「上のレベルで戦ったらどうなるか見たい!」=BreakingDown
・井上尚弥の「的確すぎる」セコンドが話題に、武居由樹の強烈ボディで相手は”くの字”=韓国エキシビション
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!