2023/02/28（火）UP
（最終更新：2023/02/28 16:04）

DEEP JEWELS フェザー級王者の東よう子

　DEEP JEWELSフェザー級王者の東よう子（37=リバーサルジム新宿 Me,We）がMMAの北米メジャー団体「PFL（Professional Fighters League)」への参戦が決定。
　4月7日（日本時間）に米国ネバダ州ラスベガスで開催される「PFL2」の女子フェザー級マッチにて、マリナ・モクナトキナ（34=ロシア）と対戦する。主催者とDEEPが27日に発表した。

【動画】東が絶妙テイクダウン！KINGレイナが苦悶の表情

　東は柔道で02年全国高等学校選手権優勝、03年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、17年12月にパンクラスでプロデビュー。昨年5月『DEEP JEWELS 37』のDEEP JEWELSフェザー級王者決定戦でKINGレイナからフルマークの判定勝利を収め、王座獲得。
　同11月のバンタム級マッチでタイ強豪のダイヤモンドローズ・ザ・ロケットにTKO勝利し、海外挑戦を宣言していた。キャリア戦績は8勝2敗。

4月開催の「PFL2」で東はモクナトキナと激突©️PFL

　対するモクナトキナはサンボ世界王者の肩書きを持つロシア強豪。サンボでは6度の世界王者、2度の欧州王者、6度のロシア国内王者に輝いた実績を持つ。MMA過去3年間はベラトール、PFLで活躍。キャリア8勝のうちサブミッションによるものが5個と極めの強い選手だ。　

　東はシングルマザーファイターで、試合後のマイクでも「シングルマザーで息子とRIZINや海外を目指しています」と堂々公言する。また前戦のマイクでは英語で「私は36歳ですが、年齢は只の数字です」とアピールしていた。今回はその夢が叶った形となる。
　今回の参戦決定を受けて、東はSNSで「夢だったアメリカでの大舞台！出場記念大会にはしない！やるからにはトップ目指して頑張ります」と意気込んだ。

　PFLはK-1で活躍したレイ・セフォーが社長を務め、UFC、ベラトールに次ぐMMA北米メジャー第3の団体として躍進。試合は各階級のリーグ戦形式で行われ、シーズン優勝した場合、賞金100万ドル（約1億3600万円）が与えられるという何とも夢のある興行だ。

　昨季は日本から工藤諒司（TRIBE TOKYO MMA）が参戦し活躍したが、今季、東は猛者の集うPFLリーグを勝ち抜き、高額賞金を手に出来るか。期待だ。

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