2023/02/28（火）UP
（最終更新：2023/02/28 22:02）

京太郎（左）と石井（右）がついに対決（C）K-1

　3月12日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K’FESTA.6』の［K-1スーパーヘビー級3分3R］では、元ボクシング日本ヘビー級王者・京太郎（チーム未完）と、柔道北京五輪金メダリストの石井慧（チーム・クロコップ）が対決する。

【フォト】2014年にガチスパー！京太郎は石井に左を直撃、石井はアッパーヒットさせた瞬間

【見どころ】

　石井はK-1参戦当初から京太郎との対戦を熱望してきたが、昨年の無差別級トーナメントでは実方宏介をKOするもケガで準決勝を棄権。同じトーナメントに出場していた京太郎は、準決勝でマハムード・サッタリに敗れ、2人の試合は、なかなか実現しなかった。

　その後、石井はボクシングに挑戦し、今回が1年ぶりのK-1参戦。京太郎もサッタリ戦以来の1年ぶりの試合となる。

　2人は2014年にボクシングのスパーリングをしており、当時ボクシング日本ヘビー級王者だった京太郎が石井と激しい打ち合いを繰り広げたこともあった。

2014年にボクシングスパーをしていた石井慧（左）と京太郎（右）

【選手データ】

京太郎（36=チーム未完）身長：183cm　出身：大阪府
構え：右　戦績：27戦20勝(11KO)7敗（※K-1・キックボクシング）／第2代K-1ヘビー級王者、K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント第三位、元プロボクシングWBOアジア太平洋ヘビー級王者、元プロボクシングOPBF東洋太平洋ヘビー級王者、元プロボクシング日本ヘビー級王者

石井慧（36=チーム・クロコップ）身長：181cm　出身：大阪府
構え：左　戦績：3戦3勝(1KO)（※K-1）／北京オリンピック柔道男子100kg超級金メダル、第3代IGFヘビー級王者、初代SBCヘビー級王者、第5代HEAT総合ルールヘビー級王者　

【この一戦に向けた意気込み】（2月27日主催者提供）

■京太郎

重いパンチをミットに叩き込む京太郎（C）K-1

（現在のコンディションについて）
いい歳になってきているし、石井選手じゃなけりゃ試合を断ったかもしれない。よくここまで体が戻ったなと思いますし、作れたなと。それは石井選手だから作れたかなと思いますね、気持ち的にも。

（相手の印象について）
旧K-1やPRIDEがあった時代からやっている選手は少ないですし、その中で一緒にやってきたと思ったら仲間でもあるだろうし。
（1年ほど前に練習を共にし）不器用だけどめちゃめちゃ頑張るんですよ。僕がどんだけ打っても前に前に来る気持ちが強いんでね。本当に真面目な選手なんですよ。だから油断はできないと思います。

（試合への意気込み）
僕のために来てくれたとしたら僕が受け止めないと何も進まないと思うし、何も生まれないと思う。だからと言って、僕も自分が上だと思ってやるつもりはないし、向こうの経歴も凄いから僕も挑むつもりでやります。全身全霊で叩き潰すだけだと思います。

■石井慧

石井はヘビー級のスパーリングパートナーを帯同して臨む（C）K-1

（現在の練習について）
常に試合があったし、ずっと練習を積めていたんで、格闘家としてかなり強くなったと思いますね。打撃技術については、いろんな経験を積むことで向上していくことはあると思うし、研ぎ澄まされていくことはあると思うんで、試合で分かると思います。

（相手の印象について）
ヘビー級では体型も恵まれてないと思うんですけども、強い選手とやってずっと勝っていっている選手なんで、意識していましたし、尊敬もしていました。そういう選手と戦えて僕の人生として、凄くこの経験は厚みがあるなと思いますし、絶対に勝ちたいなと思います。

（試合への意気込み）
緊張もしますし、楽しみだなっていうのもあるし、思い入れのある選手。勝敗以上のものを見せたいという気持ちあるし、何をしても勝ちたいという想いもある。今回は心で戦いたいと思います。
今はこの試合にオールインしているんで、次のことは考えてないし、この試合に勝てるなら何でもするっていう気持ちでいます。早死にしてもいいです。自信は120％。

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