ボクシング引退の石井慧の念願叶う!元ヘビー級王者・京太郎とK-1で対戦へ=3.12 代々木
3月12日(日)国立代々木競技場 第一体育館で開催される、“K-1年間最大のビッグマッチ”となる『K’FESTA.6』の公開記者会見が、13日(金)都内にて行われ、K-1スーパーヘビー級3分3Rで京太郎(チーム未完)と石井慧(チーム・クロコップ)の初対決が発表された。
今月6日の3150FIGHTでボクシング引退を表明していた石井だったが、再びK-1に戻り、かねてより対戦をアピールしてきた元プロボクシングヘビー級王者の京太郎との試合が決定し石井の願いが叶う形となった。2人は2014年にボクシングのスパーリングをしており、当時ボクシング日本ヘビー級王者だった京太郎が石井と激しい打ち合いを繰り広げたこともあった。
【フォト】14年にガチスパー!京太郎は石井に左を直撃、石井はアッパーヒットさせた瞬間
石井はK-1参戦当初から京太郎との対戦を熱望してきたが、無差別級トーナメントでは実方宏介をKOするもケガで準決勝を棄権。同じトーナメントに出場していた京太郎は、準決勝でマハムード・サッタリに敗れ2人の試合は、なかなか実現しなかった。
その後、石井はボクシングに挑戦し、今回が1年ぶりのK-1参戦。京太郎もサッタリ戦以来の1年ぶりの試合となる。
会見に出席した京太郎と石井。京太郎は、ピンクのジャケットで登壇し「1年ぶりの試合になるんで、よく体を慣れさせなければいけないんですけど、ここまでヒゲが長い人と試合をするのは初めて。ヒゲを殴ったらポイントが入るようにしてほしい」と笑わせた。
石井は、「次の試合で京太郎選手と戦うことで、区切りになる試合になると思います。勝敗を卓越した試合ができるかなと思います」と感慨深い様子。京太郎も「2人がこれまでどんな思いで歩んできたのか、分かってもらえればと思います」と続いた。
さらに石井は「互いに同級生で僕よりも前から旧K-1に出ていて、ボクシングでも結果出していて。思い入れがあって、そういう選手と戦えるのは嬉しいですね。僕の人生で一番になるかと思います」と興奮を抑えられないようだ。
京太郎は「石井選手はオリンピック柔道で金メダルを獲得して、総合やって、よくK-1のリングに上がってきてくれたと思います。僕だったら、総合は怖くて挑戦できないです。今回の試合は、空手vs.柔道だと思っています」と立ち上がるとピンクのジャケットを脱いで空手着姿に。京太郎は空手出身でK-1のリングに上がったのち、プロボクシングに転向した経緯がある。
石井は「空手着で来たならば、僕も柔道着を持ってくればよかった」と呟き、京太郎が「LINEで知らせればよかった」と後悔する場面もあった。
今年はK-1が誕生して30年の節目(※旧K-1は1993年にスタート)。日本人のヘビー級対決が、大会を盛り上げてくれそうだ。
▶次ページは、【フォト】14年にガチスパー!京太郎は石井に左を直撃、石井はアッパーヒットさせた瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ボクシング】石井慧、韓国のパワーファイターと迫力の打ち合いもドロー
・【K-1】京太郎がヘビー級ボクシングの爆速パンチでKO勝利、実方は起き上がれず
・【K-1】パヤーフォンvs菅原美優、朝久泰央vs与座優貴などタイトル戦4試合、京太郎vs石井慧のワンマッチも決定=3.12 代々木
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!